無様でも立ち上がれればそれは生き様に変わる

学力・成績向上、志望校合格。塾として最低限の責務であるとともに、学習指導を通じて、子どもたちに伝えたいことがいくつかある。その一つが、ダウンしても立ち上がれればそれは決して無様なことではなく生き様になるということ。

間違いや失敗というのは、おそらく誰にとっても経験したくないことだろう。だから、間違えないように…失敗しないように…、と慎重になる。決して悪いことではないけれど、慎重になりすぎるが故に、動けない、動こうとしない、ではより良い自分には決してなれないとも思う、個人的には。

まずはトライしてみる。そんな姿勢が欲しい。そういう姿勢の有無は、日々の宿題の取り組みやテストの答案からも見て取れる。分からなくて答えを写してきた子or分からなくてもとにかく何か書いて間違いを修正してきた子、無解答が多い答案用紙orびっしりと書き込んである答案用紙。それぞれの前者は、言うなればバッターボックスに立てどもバットを振らないということだ。それではいけない。三振でも何でもとにかくフルスイングできる子であってほしい。振らなければヒットやホームランはおろか、当てることすらできない。努力もまた然り。それが全て報われるかと問われれば、現実的にそれはNoだろう。だからといって、努力なしで報われることもない。宝くじのようなものだ。買わなければ当たることは決してない。

間違える、失敗する、そしてダウンする。できればそうありたくはない。でも、それらから学べることはたくさんある。むしろ、何もしないことよりも、それらからの方が学べることは多く、大きいはず。肝心なのは、その学びを糧に立ち上がり、より強くなろうとすることだ。

たとえ間違え、失敗し、ダウンしたとしても、そこから学び立ち上がることが出来れば、無様は生き様に変わる。

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