宿題=約束事

CLEARの塾則には
「宿題忘れなどを初めとする受講姿勢に著しく問題があれば、帰宅措置とする場合もある」
というような旨を明記している。これには体験生も含まれる。
余程のことがない限り帰宅措置とすることはないのだが、先日、ある中学生を叱り飛ばし帰宅を命じた。

◆帰宅措置としたのは…
理由は度重なる宿題忘れ。やってきていないことを確認し理由を問うたところ、沈黙したまま「ごめんなさい」も言えなかったので、有無を言わさずその子を別室に放り出した。再三にわたり注意をするも改善の余地なしと判断し、親御様に電話、帰宅措置とする旨を伝えた。
人間だもの、ついうっかり忘れてしまうこともある。しかしながら、今回の件、今年度が始まってから何回目だろうか。宿題の在り方も塾それぞれ。分量が多い塾もあれば少ない塾もある。そもそも宿題を出さない塾もある(明確な意図があるうえで)。CLEARは宿題を出す。けれども、分量は決して多くはない。1週間もあれば容易く完遂できる分量だ。

◆約束を守れる・「ごめんなさい」が言えるに人間に…
たかが宿題、されど宿題。授業内容の復習として、また、テスト対策の一環として、その目的や意図はさまざまではあるけれど、教科学習のみならず、別の想いもある。

「約束を守れる人間になれ。」

宿題=約束事という想い。きっちりと取り組める人間になってほしい。約束を守れる人間、「ごめんなさい」が言える人間というのは周りから信用されるものだ。信用のある人間は、皆から支えてもらえる、かわいがってもらえる。そんな人間に成長してほしい。

本人の猛省を期すため、心を鬼にして帰宅措置としたのも、そんな想いが根っこにある。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です