小5国語近況

これまでの小5国語は漢字・国文法を進めてきた。本日からはいよいよ読解の入門に入る。一切の先入観を廃し、書かれてあるがままに読み解く。そのための大きな武器となるのが、指示語と接続語だ。

論理というと何か難しい言葉のようなイメージを抱かれがちだが、簡単に言えば筋道のこと。筆者の言わんとしていることを筋道どおりに辿れば、答え=主張に行き着く。そこで威力を発揮するのが指示語と接続語だ。

「指示語はつまり『こそあど言葉』だ。じゃあまずは、この指示語の種類をまとめるぞ。この表を埋めてみよう。」
「これ・この・ここ・こちら…それ・その・そこ・そちら…。」
「OK。『指示語は、~を何度も繰り返すのをさけるために使われる。』~に入る言葉は?」
「『同じ言葉』」
「いいね。『だから、指示語はそれより~を指している。』~に入る言葉は?」
「『前の内容』」
「OK。じゃ、実際に使ってみよう。『向こうに赤い屋根の家が見えますね。あれが先生のお宅です。』の『あれ』って何を指してる?」
「家?」
「う~ん、それだと曖昧過ぎ。当てはめて考えてみないと。『家が先生のお宅です。』だとよく分からないだろ?」
「赤い屋根の家?」
「そのとおり。じゃ、今日の宿題は○○ページな。」

本日の授業はここでフィニッシュ。小6クラスよりも結構ゆっくりペースだが、それでもよし。予定どおりガチガチにカリキュラムをこなすことよりも、子どもたちの理解・習熟度を見ながら進めることの方が大事だ。

予定・計画は大事…だが、それにがんじがらめにされ、子どもたちの目を見失わぬようこれからも努めていきたい。それが少人数制クラス指導の強みなのだから。

真っ向勝負!

遠方から通ってくれている子、そしてその親御様にとって、塾通いはやはり大変だ。特に季節講習のように通塾日がタイトに詰まっている時期はなおのこと。体力的にも経済的にも負担を強いることになる。

少しでも負担を軽減したいのだが、吹けば飛ぶような、うちのような塾にとっては、ダンピングは死活問題になりかねない。だから、大手塾のような大盤振る舞いのキャンペーンはなかなかできないし、ある程度の金額は頂戴することになる。でも、大事なことは、その価格に見合った内容をしっかりと提供することだ。「安かろう=悪かろう」があってはならない。最もいけないのは、「こんなに払ってるのに、これ…?」と、価格に対して内容が劣りすぎていること。貴重なお金と時間とを割いていただけるだけの価値あるものを創り上げていきたい。授業も合宿のようなイベントも、「これだけやってくれて、この金額なら安いもんだ」と思っていただけるくらいの、高密度・内容のものを。良い意味で期待値を裏切れるように。

無料!無料!と謳うことはできないし、紹介を募るための金券や賞品の提供もできない。あくまでCLEARは、成績UP・学力向上・志望校合格に全力を注ぎ、学習塾として最低限の務めを全うするための王道を、決してぶれることなく邁進する。

いつでも真っ向勝負。そんな塾でありたい。

いろいろと必要なものが!

理系出身の自分にとっては、ブログを書こうと考え始めると、「何を書けばいいのか?」と悩んでしまいます。書くネタがあるときはいいのですが、ネタがない時は書き始めるまで、ただただ時間が過ぎていくことも少なくはありません。

さて、そんな文書を書くことが得意ではない自分ですが、今回は教室の本棚について。学習塾には“あるある”でしょうが、当たり前のように塾では、テキストや参考書が増えていきます。進学塾CLEARは今夏で2周年を迎えますが、開校当時に購入した本棚は、その後間もなくいっぱいになってしまいました。テキストや参考書を乱雑に置くスペースはあったのですが、生徒を迎える環境として、最低限の整理整頓はしたいもの。大きなサイズの本棚を購入すればいいのですが、なかなかベストなサイズの本棚が見当たらず、DIYすることに!DIYと言っても、ホームセンターに行けばディアウォールという便利なものがあるので、あとは、適切なサイズにカットした2✕4材と棚板を用意すれば、あっという間に本棚は作れてしまいます。

そんな風にホームセンターで揃えた資材で製作した、本棚1号ももう一杯に。当初は余裕を持って作った本棚でしたが、小学生の基礎トレで使用する教材を置く場所なども必要なので、いよいよ新たな本棚が必要になってきました。本棚2号です。

「購入したほうがいいか?」、それとも「DIYで製作したほうがよいか?」
今後のことも考えて今思案中です。

さらに、本棚以外にも考えなくてはいけないことが!

ありがたいことに生徒が増えてくれたおかげで、自習スペースが足りなくなりそう・・・。これから、中3は本格的な受験シーズンを迎えて来ることを考慮すると、試験期間などは机が足りなくなることもありそうです・・・。こちらも、「どうするか?」考えなくては、です。

今夏で3年目を迎える進学塾CLEARですが、生徒が集中して学習できる環境作りを一層考えなくてはいけなくなってまいりました。うれしい限りです。

こちらがディアウォールです。これがあれば、誰でも本棚は作れちゃうと思います。確か、1万円くらいで資材は揃えることができました。

 

CLEARの机は他塾よりも少し大きめなサイズを使用しています。自習にはこれくらいのサイズが合ったほうが、参考書やプリントをたくさん広げながら学習ができるので生徒には好評です。

【ご案内】新規入塾生の募集について

2018夏期講習についてのお問合せを頂戴しております。誠にありがとうございます。当塾は8名限定の少人数クラス指導を遵守しております。以下、夏期講習までの募集人数となります(7/9現在)。
・中3=1名まで(現行2クラス)
・中2=2名まで(現行1クラス)
・中1=4名まで(今夏より2クラス体制に移行予定)
・小6=4名まで(今夏より2クラス体制に移行予定)
・小5=3名まで(現行1クラス)
・小4=1名まで(現行1クラス)
※教材一式の手配上、7/14土までにお申込頂ければ幸いです(お申込は7/21土まで受け付けますが、直前でのお申込の場合、教材の手配が遅れる可能性がございます。ご了承下さい。)。

小学生は作文講座(読書感想文の書き方)、中学生は夏特訓等、夏期限定の特別講座もございます。価値ある夏、実りある夏にしてまいります。どうぞ宜しくお願い致します。

進学塾CLEAR

7月期PUテストのお知らせ

中学生を対象とする、今年度第2回目(中3は3回目)となるPU(パワーアップ)テストについてのご連絡です。

実施時期:7月通常授業最終週
教  科:英語・数学
出題内容:各学年いずれも7月通常授業までに学習した範囲より。
【中3英語】不定詞の応用まで(読解等応用含む)
【中3数学】平方根まで(授業進度により変更の可能性有り)
【中2英語】未来形・助動詞・接続詞thatまで
【中2数学】連立方程式(応用含む)まで
【中1英語】名詞の複数形・how many~まで
【中1数学】文字式(計算含む)まで

夏に飛躍すべく、既習内容を完全習得せよ!
ガンバロウ!CLEAR通塾生!!!

CLEAR中学部通塾生へ~合宿の意義・価値とは~

※Facebookページより転記

中学生に勉強合宿の案内を開始した。内容等を明記した要項を配布したところ、タイト&ハードなスケジュールに戦々恐々(?)していた子も。でも、部活の合宿も然り、合宿とはそういうものだろう。日常では決して出来ないであろうことに挑むからこそ成長が期待できるし、価値がある。普段と同じようなことをやるくらいなら、そもそも合宿など必要ない。

「眠くなったから寝る」「疲れたから休む」、仕事も勉強も効率を考えればその方が得策であることも多いし、長時間やればいいってものでもない。ただ、それは日常のルーティンにおいてだ。ならば、合宿ではそこを越える。何クソと踏ん張る。もうムリ…と思ってもそこから立ち上がる。努力だ根性だ、と精神論だけではナンセンス、ではあるが、でも、精神的強さがない限り、如何なる技術もその威力は発揮し難いとも思う。技術を支えるのはやはり気持ち=精神だ。言うなれば、「授業=技術を磨く場」であり、「合宿=精神を鍛錬する場」でありたい。何かを為そうとするとき、心技体の在り方が大事だ。そして「心」が最初に示されているのも、やはり心が技・体の根っこであるからだ。その根っこを鍛えるのが合宿。実は今夏の合宿内容・スケジュールは、中1&中2も参戦することから、それでもかなり緩くしたつもりだったんだけど…。

一切の甘えを捨てて、一度はトコトン自分自身と向き合う。そして、これまでは限界と思っていたその先に挑む。必ず成長できる。たかが1泊2日だ。そんな1日や2日頑張れないようでは、この先数多ある壁を越えられようか。

各々が限りなき高みを目指す。
必ずそういう合宿にする。
挑戦者よ、来たれ!

情報って大切ですよね。

これくらいの時期になると高校説明会も始まり、中3生も受験生としての心構えがより固まってきます。自分が通いたい高校を見つけるためにも、生徒たちには必ず説明会には参加するように促しています。

そして、そんな受験生たちの夢を叶えるためにも情報の収集と整理は大切です。今の時代は情報が過多なので、如何に情報を収集・整理できるかが大切となっています。自分自身が塾講師を始めた時代では手に入らなかった情報が誰でも入手できるようになり、公立高校の情報も私立高校の情報も、説明会に行かずとも、容易く手に入る時代になりました。

そんな情報の中でも、我々の塾にとって大切なのが、模試業者様が提供してくれる資料集。模試業者様から配布される冊子をもとに進路指導をしている塾関係者はたくさんおられることでしょう。

以前ではたくさんの生徒がいる大手学習塾でしか手に入らないような情報が、模試業者様からいただく資料を見れば入手でき、我々のような塾にとっては、大手塾と比べて乏しかった情報も今では遜色なく活用できるようになりました。

CLEARでも、今月中頃に保護者面談を予定しているので、しっかりと情報を精査している真っ最中です。その精査した情報を整理して、生徒や保護者様へどのようにいフィードバックしていくかも含め、準備しています。

おそらく気になることは???

「志望校のボーダーライン?」
これがわかれば、受験校の判断材料になります。

「どこの私立を滑り止めにするか?」
併願受験することが当たり前の今のご時世。私立高校も真剣に考えたいですね。

「入試に向け、どのようなタイムスケジュールで、どんなことをすればいいのか?」
こちらも大切。受験は運ではなく、実力で勝ち抜くものです。しっかりとした準備こそが合格へと結びつきます。

「面接ってどれくらい重要なの?」
これは毎年、生徒のほうが気になることでしょうか?面接はもちろん大切です。これによって評価されるわけですから。ですが、過度に意識する必要もないでしょう。資料を見る限り、面接で差をつける学校のほうが少なく、開示結果を見ると「ほとんど全員が同じ面接点だった。」という高校が多くあります。

そんな、生徒や保護者様が何を知りたいのかを考えながら、情報をしっかりと整理し、ご提供していく予定でいます。

【ご案内】夏の勉強合宿(中学生対象)

※7/4水より、通塾生には以下の内容を明記した案内文書一式を配布致します。

平素より当塾に対しましてご理解とご協力とをいただき、厚く御礼申し上げます。皆様のご支援のもと、お陰様で当塾は3年目を迎えることができました。重ねて御礼申し上げます。
さて、難化の一途を辿る神奈川県公立校入試を取り巻く環境は、年々厳しくなっております。この厳しい受験を乗り越えるには、お子様ご自身の学力及び精神力の向上がより一層必要とされてきているのが現状です。
そのため、当塾におきましては、お子様の学力、精神力双方のレベルアップを目的とした勉強合宿を開催する運びとなりました。なお、今夏につきましては、中学1・2年生も対象とし、受験に向けて早期からの意識改革を図ります。下級生は上級生の背を追いかけ、また、上級生は下級生の範となれるよう努め、互いに寄りかかり合うのではなく、高め合うための絆を深めながら、学年の垣根を越えてそれぞれの高みを目指します。
己の限界と向き合い「もっと頑張れる自分」を発見する、実りある合宿にしてまいります。つきましては、学校行事や高校説明会など、ご多忙とは存じますが、可能な限りご参加いただきますようお願い申し上げます。
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<日時>8/31金~9/1土【一泊二日】
<場所>落合館(山北町神尾田759-23 ☎0465-78-3190)
<費用>20,000円(二人目16,000円)
※宿泊費(三食分含む)・指導料・教材費・保険料全て含みます。
<締切>8/8水 ※8/18土まではキャンセル可(全額返金)。
<持ち物>
筆記用具/指定テキスト・その他勉強材料/一日目お弁当(昼食)/お小遣い(常識の範囲内)/洗面用具・歯ブラシ・着替えなどのアメニティ類/交通費(往復電車賃¥640※国府津⇔谷峨)
<目的>受験に向けての意識改革及び基礎学力の底上げ
(中3=理社基礎知識の定着/中1・2=英数国の土台作り)
※個別学習⇒テストのサイクルを二日間に渡り徹底。健全なる競い合いの中で個を磨きます。
<タイムテーブル>
★二日間に渡り以下の取り組みを徹底し、およそ15時間の学習時間を確保します。
◆12時10分~13時00分
【落合館着・昼食】
※〔御殿場線〕国府津駅乗車(11時24分発)予定⇒谷峨駅降車(谷峨駅より宿泊先までは送迎車移動)
【開幕式】合宿の目的及び内容・タイムテーブル等の説明・グループ分け
◆13時00分~21時30分(適時休憩アリ)
【個別指導&基礎強化テスト①②③】
⇒中1・2=英単語・漢字計150問の完全習得に挑みます。
⇒中3=理科基礎知識150問の完全習得に挑みます
【授業①】中3「入試理科を知る!」
近年の神奈川公立入試過去問等を用いて、入試理科で求められる学力やその解法について教授!
【夕食・入浴】18時00分~19時20分(夕食を済ませた後速やかに入浴⇒19時30分には学習部屋へ)
◆21時30分~24時30分(適時休憩アリ)
【個別指導&基礎強化テスト④】
⇒中1・2=数学基礎計算50問の完全習得に挑みます。
⇒中3=社会(地理)基礎知識50問の完全習得に挑みます
【授業②】中3「入試社会を知る!」
⇒近年の神奈川公立入試過去問等を用いて、入試社会で求められる学力やその解法について教授!
◆24時30分~
【就寝】部屋長がカギを受け取り各部屋へ速やかに移動
※希望者は夜学可(最長2時00分まで)
◆6時30分~12時30分(適時休憩アリ)
【起床・朝食】6時30分~7時30分(部屋の整理整頓・身支度を済ませ速やかに食事部屋へ移動)
【個別指導&基礎強化テスト⑤⑥】
⇒中1・2=数学基礎計算50問&総合50問の完全習得に挑みます。
⇒中3=社会(歴史)基礎知識50問&地歴総合50問の完全習得に挑みます
【授業③】中1・2「中3による特別授業」※中3選抜組による個別指導。
⇒中3生は「教える」を通じて理解の深化を図ります。
◆12時30分~
【昼食】12時30分~ 速やかに食事部屋へ移動
【閉幕式】13時00分~ 個人及びチームの得点上位を発表
【落合館発】13時30分~  御殿場線 谷峨駅にて乗車(14時41分発)予定
注1)各テスト50点満点×6セット=300点満点(中1・2英単語・漢字は合計50点)で個人合計点とする。
注2)各テスト40点以上をポイントに加算、40点未満は0点(再試45点以上で初回得点を加算)とする。
注3)0点カウントのままとなった場合、テキスト1ページ完遂で1ポイント加算とする。
注4)個々の合計ポイントを各グループで合算しグループ総得点とする。
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己の限界と向き合い、限りない高みを目指せ!!!