新中1に思う

本日は俺が担当する教科の新中1初回授業日。前学年最終授業日に提示した宿題があった。それは、「『小学社会(地理・歴史)総まとめテスト』に向けての事前準備(勉強)」。

「テストに向けての勉強」

当たり前のことではあるけれど、子どもたちがどれだけの意識をもって取り組んでくるかを見るために、解答なしの問題事前配布。小学校の教科書だけでは調べきれない問題もいくつか忍ばせておいた。さてさてどれほど突き詰めて勉強してくるか、を見たかった。小学校との決定的な違いが定期テストの有無。事前に範囲が提示され、それに向けて準備をする、という当たり前のサイクルをキッチリとこなしていけるかどうか。

『今日のテストは大丈夫そうか?』
「ハイ!教科書にも載っていなかった問題はインターネットで調べました!」
「どうしても分からない問題はお兄ちゃんやお母さんにきいてみました。」

などなどの声多し。皆しっかりと準備をしてきてくれた様子。テストは最終コマで行う旨を話したところ、休み時間も惜しんでそれぞれ作ってきた答案を互いに確認。

地理・歴史それぞれ時間を区切って実施。時間の関係上、答え合わせは地理のみとなってしまったが、最高点は90点台!それ以外もそれぞれ努力してきたことが分かる結果だった。次回答え合わせをする歴史も期待がもてそうだ。

当たり前と言われることほど、その徹底は難しいものだ。新中1生、楽しみな学年になるかもしれない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です