以前とかわったこと

当たり前のようなことではあるが、最近はテキストをしっかりと使うようになった。

以前は自作プリントをたくさんつくり、それを生徒にたくさん解かせることを心がけていた。自作プリントをつくることは大変だったが、「生徒のが試験で成果をあげられるなら」と不思議と苦なく毎日のようにプリントをつくっては解かせていました。自分がこの仕事についた当時は、今では問題になってしまうでしょうが、毎日のように授業が終わっては、その後に、(当時は)ワープロにかじりついて次の授業への準備を徹夜で明け方まで当たり前のようにつくっていた時代もあった。

テキストをしっかり使うようになったのは、CLEARにはコピーやプリンターはあっても印刷機(輪転機)がないという点も正直あります。印刷機があれば、バンバン擦れるプリントも、プリンターだとトナーがガンガンなくなってしまう。昔は試験前になれば、数十枚や、多い生徒には百枚を超えるプリントを解かせていたこともあった。それはそれで、生徒のやりきった感も高く、講師もやらせた感が強い。でも、プリント重視になり、テキストを多少軽視していた点も・・・、ありました。

それが最近はプリントをつくらなくなっている。ストックがあるということや、当時と違って良問がたくさんネット上に出回っているということもある。ただ、それ以上にテキストを重視するようになった。おそらく、イヤ間違いなく、自作プリントよりもテキストのほうがより考えられてつくりこまれているもの。だから、自己満足で作成していた、自作プリントよりもテキストの方が良問が多い。今も試験前となれば、生徒からもよくプリントがほしいとせがまれるが、結局はテキストを「反復して解いた方が良い」とアドバイスすることが多くなった。「テキストだけで大丈夫だろうか・・・」と不安になる生徒もいるが、中途半端にアレコレ手をつけるくらいならば、しっかりとしたものを徹底的に解いた方が効果は高いもの。どんなに考えて生徒のために自作プリントをつくっても、テキストをしっかりと、そして学習計画を練りに練って、生徒に解かせていった方が良い結果をもたらしてくれる。

以前と変わったことはたくさんあるが、「プリント第一」から「テキストをしっかりと」に変わったことは間違いない。

きっとこれからも試行錯誤しながらやっていくことになるので、また変わることがあるかもしれないが、最終的には生徒のためになることは何かを追求しながら、さらに良いものを提供できたらと思う。

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