ただいま小学生国語の授業は短歌・俳句について。先日の記事でも紹介したとおり、一通りの基礎知識や味わい方などを学習した後は、子どもたちそれぞれにオリジナル俳句の作成に挑んでもらっている。
① 虫の音を 聞いて顔出す 夜の月
② 春の日に 菜の花さいた きれいだな
③ こたつ出た ねころぶ母は ねこのよう
④ 焼けたかな パチパチ落ち葉 焼きいもが
⑤ 冬の朝 ぱらぱらとまう 白い雪
⑥ 森の中 もみじ広がり 赤じゅうたん
⑦ 道歩き さくらがまんかい きれいだな
⑧ 台風が さった後 かれ葉散る
⑨ 冷たい手 白い息で ぽっかぽか
⑩ 秋空に 稲穂おどるよ ゆらゆらと
⑪ きれいだな 夕焼け色の 赤とんぼ
全て出そろった!比喩、体言止め、倒置法、そして擬態語などを上手に使った、いずれも力作ばかり。これらは全てプリントし、子どもたちの投票によりグランプリを決めたいと思う。保護者の皆様、子どもたちならではの感性、味わってみて下さい。