「核」たる想い

「指導法やカリキュラムあれこれ=手法」で悩むのは塾講師としての第一段階、「軸=理念」で悩むのは塾講師としての第二段階、と思っている。
学生時代のアルバイトとしての経験を含めると、何だかんだでこの塾講師という仕事に20年以上携わらせてもらっている。アルバイトとして始めた当初、まさかこの仕事を生業にしていくことになろうとは露にも思わなかった。おそろしや…(汗)
塾講師としての駆け出しの頃は、どうすれば成績や点数が上げられるか、いわゆるテクニック=技術云々という唯々それだけに心血を注いでいた。ただ経験を重ねていくことで、それを可能たらしめるものは何なのかということを突き詰めて考えるようになった。行き着いた先は、ぶれぬ軸=理念を確かなものとすること。
技術は言うなれば枝葉。そう易々とは折れない強固な枝、みずみずしく生い茂る緑の葉、そのためには、幹がしっかりと大地に根をはらなければならない。この幹=軸=理念であるはずだ。
そこに、塾講師としての「核」を見出してからは日々苦悩。「これでいいのか?」と何度も何度も自問自答。未だ答えは分からず。突き詰めようとすればするほど壁にぶち当たる。でも、それでいいとも思っているし、そうでなければいけないとも思っている。「これが正解」「これでOK」とした時点で成長は止まるという思いがある。
確たる理念にぶつかっては、これからも悩み苦しむだろうけれど、そうでなければならない、というのが塾講師としての「核」たる想い、でもある。

まだまだ志半ば。頑張りたい。

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