考えて勉強すること

まだ試験で点数をとるための学習ができていない生徒がいる。

入塾した生徒にはまず、「試験勉強の仕方」や「テストで点数をあげる方法」を叩きこむようにしている。勉強時間をかけても点数をとれなければやる気は下がるし、成績もあがっていかない。学習意欲が湧かない原因の一つは、「やっているのに結果がでない」といことが多い。だから、がんばった分だけ結果がでるように生徒を導くように日々心がけている。言葉はわるいが、まぐれでもいいので、頑張った成果をだしてあげることが次へと繋がる。

そのために、まず生徒には、「試験勉強の仕方」と「テストで点数をあげる方法」を教え込むことになる。そのための方法はいくつかあるが、昨日の授業内である生徒に「もっと考えながら勉強しないと駄目だ!」と叱咤した。「考えながら勉強と」いうのは、「今、学習していること。」ではなく、「今、何をすべきか。」と「手っ取り早く成績が上がりそうな科目は何か。」ということをもっと考えること。生徒は好きな科目や得意な科目を生徒は学習しがちで、不得意な科目を後回しにする傾向は誰しもある。ただ、勉強することを避けがちな科目の中には、ちょっと頑張れば成績が上がる可能性が高い科目はあるもの。例えば、現在成績が「5」の科目を時間をかけて勉強していても、成績はこれ以上は上がらない。もちろん「成績維持」というのも実践するが、成績「4」の科目を「5」にしていく。また、成績「3」の科目を「4」にしていくために何をすべきかをもっと意識して勉強するように生徒には伝えていく。正直なところ、「4」を「5」にする作業は大変なことかもしれませんが、不得意な科目であっても、出題されそうなところを確実に抑えて、的を得た学習さえすれば、成績「3」を「4」にしていくという、今の時代それほど難しくはないもの。意外と容易にできます。

もちろんすべきことは、他にもあってそれを今後、一つずつ叩き込んでいいきますが、漠然とした学習をするよりも、最も効率よく結果を出すために「考えて学習する」ことをもっともっと意識し、実践していって貰いたい。限られた時間を有効に学習するために昨夜はそんなのことをある生徒に伝えた。

 

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