作文指導

「読解力がないんです。」

保護者様からよく相談されることの1つ。確かに子どもたちを見ていると、書かれている文の内容をハチャメチャに理解している場合がある。その原因の1つは論理的思考力の不足。「言いかえる」そして「たどる」ための力を鍛えていかなければならない。
よく読書をすることで読解力が鍛えられると思われがちだが、それが最も効果的かと言うとそこには疑問がある。なぜなら、読書は「鍛える」ことではなく「味わう」ことがその目的だからだ。物語文などはその最たるもの。読解力を鍛えるには論理的思考力、そして言葉の知識が必要だ。論理的思考力は飽くなき反復練習によって培われる。言葉の知識はやはり読書によって蓄えられ、そして実体験によって生きた知識となる。

そういう意味で,読書は必要だ。

平易な文章で書かれていても、前提となる言葉の知識がないために何のことやら理解できずに文章を読んでいる子も少なくない。極端なことを言ってしまえば、「田」と「畑」との区別がつかないとか,「綿花って何?」とか…。たまに.「えぇ!?」と絶句してしまうような質問をする子もいたり…でもこれが現実。

「国語力」があるというのは、論理的なモノの考え方ができ、そして文章を読むうえでの必要な知識が備わっているということだと思う。だから、国語ができる子は、得てして他教科もそれなりにできる。

だから!CLEARでは今夏より国語カリキュラムの一環として、作文指導を取り入れる。作文を通じて「読む力+書く力」=国語総合力の向上を図り、学力向上の礎を強固なものにしていきたい。

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