通常授業再開!!

本日より通常授業再開。

中3受験生は通塾回数・時間数いずれも増加。ラストスパート期、ここいちばん共に乗り越えていこう。

冬期講習中は英数理社を重点的に指導していたため、ここで国語の読解練習を挟んだ。

過去問を用いて論説文の読解法の復習。もう少し全問正解者を期待したが、なかなか…。「正しく読む」を改めて確認してきたい。以下は、国語の読解について。国語が苦手な受験生は少しでも参考にしてほしい。

まず、ほとんどの受験生が,テストを受けても、「なぜ、自分の答えが×なのか」「どこが足りなくて間違えたのか」ハッキリとしたことが分からないまま、次のテストをまた受けている。これではいつまでたっても同じことの繰り返し。数学の場合、「解き方がハッキリしている」し「間違えるパターンが決まっている」ので、勉強しやすいというのが実のところだろう。
しかし、国語の場合、受験生が曖昧に解答している上に、それぞれ間違えた原因が違うため、解説を聞いても「自分がなぜ、間違えたのか」を理解しにくい。
また、数学のように苦手なパターンの問題を繰り返し練習するこというのも少し違う。

国語が苦手な場合 …
①文中に知らない言葉が多く流れがつかめない
②読むのが遅い
③内容は何となく理解できるが解答の根拠を見つけられない
…などがその主たる原因として考えられる。

①②は積み重ね。今からでも初見の語句などは調べる習慣をつけたり、過去問の題材を通じてでも多読したりする必要がある。③の場合、「思い込み・先入観」で問題を解いている可能性が極めて高いので、テストでは「選択肢問題の引っ掛けにはまりやすい」という症状がある。
そのような場合は、
A 傍線部の前後からキーセンテンスを抜き出す
B 本文中から選択肢の根拠を探す
C 消去法でより良い選択肢を選ぶ
D 本文中の関係箇所に線をひく
E 選択肢を見ないで自分なりの解答をつくってみる
F 選択肢から近いものを選ぶ
などのやり方を徹底して解く訓練をしていく。ちなみに不正解の選択肢は、基本的に以下のように作られていることが多い。選択肢を選ぶときに,自分なりに理由付けをして不正解の選択肢を消去してみるといい。

ア 本文とは反対の内容が書かれている
イ 内容の過不足(説明不足や言い過ぎ)
ウ 本文とは全く関係のない(本文だけでは判断できない)内容が書かれている

具体的な読解法は、次回のブログにて。

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