受験直前期!親御様にお願いしたいこと

大学受験は初戦の共通テストが終わり、高校受験は公立高校入試まで1ヶ月を切った。
いずれもいよいよ最終局面のときだ。
そんな時期、受験生を持つ親御様がどう我が子に接するべきか。釈迦に説法ではありますが、心がけていただきたいことを以下に列挙します。

①親が本人以上に熱心にならない
親が一生懸命になるあまり、応援しているつもりが受験生本人にとっては単なる過干渉やプレッシャーになっていることも。「ガンバレ」「大丈夫?」は必ずしもプラスにはたらく言葉ではありません。受験校を選ぶのも本人、受験するのも本人、勉強するのも本人。我が子を想えばこそ、心配ゆえについアレコレと…というのも十分に理解できますが、ここはグッと堪える時期です。

②結果ではなく過程を認める
過程を認めてあげられるのは親にしかできません。どんなにキレイゴトを並べても、ナンダカンダで社会は結果でしか認めてくれません。「結果は一瞬でも過程は一生モノ」。この受験期を通じて成長した我が子をまずは認めてあげてください。

③学習環境を整える
受験直前から当日までは子どもが勉強に集中できるように、学習環境を整えるべきです家族がリビングで見るテレビの音を小さくするとか、できるだけ小さな声で話すとかいったように、可能な範囲で受験生に配慮した環境を作ってあげてください。

④体調管理を徹底させる
やはり体調管理の徹底が最も大切といえます健全に当日を迎えるためには、栄養バランスのとれた食事や十分な睡眠が必要であることは言うまでもありません。これらは子どもだけでは難しいため、親御様が子どもの体調や様子を見ながら、それぞれに合った体調管理を心がけてほしいと思います。

右往左往せずドーンと構えていることが何よりだと思います。不安そうにしている親を見れば、子どもも不安になります。「信じてもらえていない」と感じます。子どもは我々大人が考えている以上に敏感です。逆に、親に信じてもらえていると感じている子は、何事においても自信をもって、勇猛果敢に立ち向かって行けます。とにもかくにも…

信じ切る。

合否に関わらず、
全力を尽くすことができるという意味で。
簡単なようで難しいことは承知の上です。
でも、これが本当に大事ではないでしょうか。
受験を”成功”に導くうえでも、
受験を終えたその先においても。

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