中学生の第2回定期テスト結果を公開する前に…

中学生の第2回定期テストが徐々に判明してきた。ほどなく全ての結果が明らかになるのだが、その前に…。

一昔前に比べて評価方法も様変わりしてきていて、定期テストの平均点等を出さない学校もいくつかある。とはいえ現場を預かる身としては、点数だけではその子のガンバリが見えないところがあるため、相対的に判断できる材料としてはやはり平均点等は出してくれた方がありがたい。そのようなテスト結果を表す学校からの公式文書がある場合は、指導の参考にするために塾に提出してもらっているのだが、今回は少々、というかかなり驚いた。これまでも何度かブログで記事にしてきたことで、ある程度は予想はしていたものの、ここまではっきりと表れるとは…。そう、

英数の学力格差。

英数ともに50点満点なのだが、いずれも最も多い得点ゾーンが一桁台。さらに10~14点のゾーンを加えると、これで学年全体の20数パーセント。つまり約4~5人に1人の割合で英数の得点率が3割未満ということになる。一方、得点率7割(35点)以上はというと3割未満、25パーセントほど(若干7割以上の方が多い)。

下位層と上位層とをざっくりまとめるとこんな感じ
・0~14点⇒全体の22~23%
・35~50点⇒全体の25~26%

特に英語は学校平均点も5教科の中で最も低く、5割に達していない。ちなみに中2や中3の平均点よりも低い。教科書が改訂される前は考えられなかった事態だ。
なぜここまで驚くのかというと、1年生だからだ。2年生や3年生なら学習レベルを考えれば起こりえることだが、1年生の、しかもまだ前期でここまでの格差が生じるのはなかなか見られなかった。教科書改訂による難化が主たる要因だとは思うが、小学校英語がほとんど身に付いていないのも現実だろう。

ああだこうだと述べてきたが弊塾の結果はというと、
英数いずれも学校平均点+10点以上。
全員が平均点以上。でも、こんなのは学習塾としては当たり前に過ぎない。目標としていた塾平均よりもはるかに低い。取り切れなかった子が多かった。正直、悔しい。

まだまだ指導力不足。
もっともっと勉強しなければ。

※弊塾の定期テスト結果は近日(今週中)公開します。

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