なぜ8名限定の超少人数制クラス指導にこだわるのか?

CLEARは2016年の開校以来、一貫してクラス指導8名限定を遵守している。1名でもオーバーすればクラスを増設する。そこは徹底してきたし、これからも変わらない。

以下は広告などで使う、8名限定に関する文面。
=========================
集団指導では委縮してしまい、質問できず理解もできないまま授業が進んでしまいがち。また、個別指導ではすぐに先生に頼ってしまい、塾依存=他力本願になりがち。そんな双方の短所を補い、「集団=競い合い高め合う学び」、「個別=習熟度に応じた学び」という、それぞれの長所を最大限に活かす少人数制(8名限定)集団塾、それが進学塾CLEAR。くっつきすぎず、離れすぎず、お子様との適度な距離感を保ち、一人ひとりとしっかりと向き合います。
=========================

前職も含めると、この仕事に携わらせてもらってから二十数年になる。まだまだ勉強不足で未熟者だけれど、それなりに積ませてもらった経験値から、学習効果をより高めるにはどうしたらいいかと試行錯誤した末に辿り着いたのが、集団指導でありながらも、一人ひとりとしっかりと向き合える、超少人数制クラス指導だった。

集団・個別、双方の長所短所は上記の文面のとおりなのだけれど、個人的な意見も含めてもう少し詳しく述べていきたい。賛否両論あるのは承知の上です。

大手塾の合格実績を見てもそれは明らかで、やはり集団の方が伸びやすい。一定の基礎学力を備えている子には向いている。集団の中にいることで自分自身を相対評価する目を養えるし、健全なる競争が成長を促すからだ。でも、一度ついて行けなくなると、追いつくまでは少々しんどいのも事実。そこで「なにくそ、やってやる!」というように、メンタルが強く、耐性のある子は大丈夫。必ず伸びる。ただ、不真面目な子が多いクラスだと望む成果は得られにくい。あくまで凛とした雰囲気が教室にあり、皆が目標に向かって頑張る環境というのが条件。
一方、個別は自分のペースで学習できるから、ついて行けなくなるという心配はない。でも、これが落とし穴。自分のペースで勉強できる、ということは、楽をしようと思えばいくらでも楽ができてしまう、ということ。また、分からないことはすぐに質問できる環境にあるというのは、一見良いように思えるけれど、すぐに質問できる、ということは、自分で考え抜くという経験がどうしても乏しくなるということ。でも、講師に頼らずに、できる限り自力で何とか解決しようという意識が高い子には、その心配は無用。自分のペースを守りつつ、きめ細やかな指導で高みを目指していけるだろう。

だから、CLEARは超少人数制にこだわる。
切磋琢磨できる環境の集団指導。
一人一人と向き合える個別指導。
両方を兼ね備えるための8名限定クラス指導に。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です