今年の高校入試英語をガチで解いてみた

中1・中2の定期テストも、中3の高校入試も一段落。
少しばかり今年の入試分析をしてみようと思う。
まずはメイン指導教科の英語から。

リスニングを除きガチで解いてみた感想は…
昨年よりやや難しいかなという印象。
では少し具体的に見ていこう。

問2・3

問2は形式が変わった。これまでは単語の記述だったのだが全て選択式に。でもそれにより簡単になったかというとそうでもない。前後の文脈をしっかりと辿らないと間違える。問3は従来どおり難易度は高くない。全問正解といきたい。

問4

例年通りやや難しめの問題が含まれる。特に教科書改訂により新たに加わった仮定法が(エ)で問われているけれど、これが最も難度が高いと思われる。というのも、仮定法のみをストレートに問うのではなく、そこに比較級の知識が必要だからだ。be good at~は知っていても、ここを比較級で表現するというのは受験生にとっては気づきにくかったのではなかろうか。あとは(ウ)かな。which oneというカタマリに気づけたかどうか。問4は少し差がつきそう。

問5

この問題を見たとき「え?」と思った。というのも、条件英作文対策として、過去の追検査の問題を取り扱っていたから。それとほぼ同じ問題でポイントはtakeの使い方。このtakeの使い方を知らない子って結構いる。だから二度三度確認してきただけに通塾生には出来ていてほしいというのが正直なところ…だが、出来てない子もいるんだろうな…(涙)。

問6

これは例年通り。問6の攻略については耳にタコができるほど伝えてきたため、2問は正解してほしい。

問7

これも例年通りなのだが、(ア)は割引率と送料を踏まえて合計金額を算出しなくてはならないため少々手間がかかる。2問とも取り切りたいところだけど、残り時間を気にして焦ってしまうと(ア)は取りこぼしてしまうかも。

問8

ラスボス会話文読解も例年通り。(ア)は昨年同様にア群・イ群の組み合わせによる選択問題。問8も堅実に1問は正解しておきたい。

例年とほぼ変わらずの出題ではあるけれど、問4の語順整序、問5の条件英作文、問7の短文読解が昨年より少し解きにくかったのではないかという印象から、冒頭でも述べたように微妙に難化と結論づける。合格者平均点は5点前後下がるかもしれない。

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