乗り越えるべき中1の壁

中学の勉強において顕著な学力差がつき始めるのは、間違いなく中1の秋から冬にかけて。積み上げ教科である英語や数学の伸び方は、この時期の習熟度にかかっている。なぜなら…
英語は「疑問詞、代名詞の活用、そして三単現」、
数学は「方程式とその文章題、比例・反比例」、
が中1生の前に乗り越えるべき壁として立ちはだかるからだ。これらの習得は英数を伸ばすうえで不可欠な基礎力=土台。英語や数学を苦手とする子のほとんどは、この時期のツマヅキが大きく影響している。そのためにも…

「転ばぬ先の基礎学力」

少しでも確かなモノにしていきたい。

授業は分かるから大丈夫、は通用しなくなってくる。分かっていてもデキなければ定期テストや入試では戦えない。
ここで改めて念押しを。
「ワカル」と「デキル」とは違う。
「ワカル」⇒「デキル」、この間には大きな隔たりがあって、「デキル」には練習が不可欠。ここが習熟度を高めるうえでの肝。机に向かっている時間の割にはテストの点数に反映されないという子は、ここの認識を違えているから。

現状維持=今のままでいいや、という人間に“壁”は現れない。
“壁”を感じる=成長しようとしている証。
実力重視の高校受験を見据え、
自分自身を見つめ直し、
本気で取り組み始めるべきとき。
ガンバロウ、中1生。

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