高校入試における面接の意義について考えてみる

中3受験生は面接対策に入る。

事前に高校側に提出する面接シートなるものには…
・志望動機
・中学校での教科の活動に関する意欲
・中学校での教科外の活動に関する意欲
・自身の長所
を書く。これは全ての公立高校で問われる共通の観点だ。これに各校の判断により他の観点での質問がなされる。

「面接ではほぼ差がつかないから準備しなくても大丈夫だろう」なんて声をよく聞くことがある。確かに差をつけない高校はある。一方、露骨に差をつける高校もある。いずれにせよ、高校側から質問される内容が事前に明示されているという意味を考えてみてほしい。要するに…

「ちゃんと準備してこい!」

というメッセージの表れでもある。その場のノリで上手く答えればいいだろうなどと安易に考えているとすれば、それこそ勘違いも甚だしい。

これまではこのような面接を課すこの入試に、実は否定的な立場だった。「たかだか10分やそこらでその子の何を評価できるというのか?」また「予め質問される内容が分かっている面接は作為的になるばかりで意味がない」という考えがあったから。
けれども、ここ最近は肯定派だ。14歳や15歳の子にとって、自分自身のこれまでの足跡を見つめ直す機会などそうそうあるものではない。でも、面接シートを記入する過程や実際の面接を通じてそれができる。そこに面接の価値がある。これまでの自分、今の自分、その経験値から少しでも思い描ける自分自身の未来像を真剣に考える機会になるはずだ。だから、面接って大事だと考えを改めた。

第1回目の面接対策は明日!
面接の心得については説明済み(書面でも配布)
志望校に馳せる想いを存分にアピールしてほしい。
ガンバレ!!!!中3受験生!!!!

決戦まであと…
10日…!!!

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