緊急事態宣言が解除されるも、第2波、第3波を懸念する声もある中、少しずつ日常を取り戻しつつある今。
この数ヶ月、子どもたちも、大人たちも、それぞれ当たり前と思っていたことがままならない状況が続いてきたはず。
当たり前のように学校に行き、当たり前のように働き、当たり前のように家族や友人、恋人との時間を過ごす…。
けれども、このようなことは決して「当たり前」ではないということを実感した人も多いのではなかろうか。かく言う俺もその一人ではある。前職を辞し、働きたくても働けなかった。後に意を決して独立の道を選んだのだが…。
学校に行く、働く、家族や友人、恋人と会える、三食しっかりと摂ることができ寝る場所もある…。これらは決して当たり前のことじゃない。失ったときこそ、その有り難みが分かるというのは真実だ。
「ありがとう(有り難う・有り難し)=めったにない」であるからこそ、感謝を表す。
ご飯を作ってくれてありがとう。
一緒に遊んでくれてありがとう。
悩みを聞いてくれてありがとう。
日常に、感謝を。
日常に、ありがとう。