学習計画を立てよ!

事実上の最後の定期テストを終えた中3受験生。
これからは入試一本に絞り受験勉強を進めていくのだが…

『何を勉強したらいいのかわからない』

毎年結構多いのがこの手の悩み。
定期テストは明確且つ比較的狭い範囲の出題だけに、子どもたちも何をどれだけ準備すればいいか、“何となく”は分かる。けれども入試は勝手が違う。おそらくほとんどの中3生が初めて経験する“受験”。戸惑いや不安を覚えるのも極自然なことだ。特に今年の中3生(第4期生)は、どちらかというと勉強は苦手とする子が目立つ。故に先日は授業時間の一部を、“合格するための”学習計画を立てる時間に充てた。

①それぞれの志望校から目標点を設定
②①に到達するための月間学習計画
③②を達成するための週間学習計画
合格に向けてのToDoをリストアップ=可視化し、毎週講師がチェックしていく流れ。

厳しい受験が予想される今年の中3生だけに、甘さが見られる学習計画には修正を指示。ただし、計画=願望になってもいけない。「これだけやれば大丈夫だろう」と、無茶な計画を立てても実行できなければ意味がない。それでは単なる計画倒れの自己満足に過ぎない。言うなれば問題集や参考書をたくさん買い込んではそれだけで勉強したと錯覚してしまうことと同じ。あくまで実行可能レベルかどうか、甘さがないか、で個々の計画をチェックしていく。

計画通りにはなかなかいかないのも事実。けれども、道標は絶対に必要。何をしていいか分からず、とりあえず勉強はしていたけれど気づいたら受験当日を迎えてしまっていた、なんてことがないように、到達点に向かって確かな前進が実感できるように導いていきたい。

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