テスト勉強で学べることは点数の取り方だけではない

定期テスト前、中学生の悩みの一つとして、技能4科の勉強の仕方というのが挙げられる。英数国理社の主要5科については、それなりに自分なりの学習法が確立できていても、技能4科は…という子は結構多い。その理由の一つとして、主要5科は参考書や問題集などが豊富というのがある。けれども、技能4科は少し事情が違う。参考書やら問題集やらが少ない。これらは学校のワーク等でも然りだ。だから、何をどう勉強していいのか分からない、ということが多い。

だからといって、「勉強の仕方が分からない=勉強しない」は単なる甘えに過ぎない。「問題集がないから勉強できない」と、できない理由を探すのではなくできることを模索していくことが大事だ。問題集やら参考書やら、いわゆる、与えられればできるけれど、与えられなければできない、ではダメだ。自ら課題を見出し、やるべきことを創造していくスキルは、仕事の上でも必要なことのように思う。「彼は言われたことしかできない」と評価されてしまうのがオチだ。話が逸れてしまったが、技能4科については…
「ノートまとめで知識を整理する」とか、
「単語帳で1問1答を作成してみる」とか…
やれることはたくさんある。たとえその勉強の仕方で成果が上がらずとも、それは決して失敗ではない。「まだこの勉強法には改善の余地がある」と、学びの機会になるのだから。むしろ「この勉強の仕方で大丈夫だろうか」と二の足を踏み何もしないことの方が成長につながらない。

成果・結果に結びつくために大切なことは、まずやってみることだ。やってみてから出来なかった、というのと、やらずに出来なかった、というのは全く違う。成功の反対は失敗ではなく、何もしないこと。まずは挑む姿勢を持とう。

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