【入試情報】特色検査はマークシート方式へ

先月、県教委より令和2年度の特色検査についての発表がなされた。すでにご存知の方も多いと思うが、現中学3年生が受験する年度から、特色検査にマークシート方式が採用される。

・県教委HPからの発表内容はこちら↓
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/dc4/nyusen/nyusen/r2/tokusyoku-marksheet.html

・マークシート解答用紙のサンプルはこちら↓
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/dc4/nyusen/nyusen/r2/documents/marksheet1.pdf

学力検査でもすでにマークシート方式が採用されているため、大きな混乱はないと思われる。が、難易度はというと、どうだろうか。
マークシート方式=選択=簡易?と思われがちだが、記述を採用していた頃よりむしろ難化傾向にあるのが神奈川公立入試。選択肢の複雑化が受験生を悩ませているのが現状で、本当に理解していなければ正答を絞り込むのはなかなか難しい(ちなみに今年度の社会は全県平均が42.5点で全国で最も難しいと言われている)。このような傾向を考えれば、個人的には特色検査も難化?と思わざるを得ない。

ただでさえ学力検査で差がつけられる入試であるのに、偏差値70前後の高校だけならまだしも、17校も同様の特色検査を実施する目的はどこにあるのだろうと甚だ疑問を禁じ得ないのが率直な気持ちではある。

神奈川が目指す高校入試の在り方とはいかに…?

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