最近、「塾屋の未来はどうなのか?」なんて考えたりします。
世間では少子化などと言われ、斜陽産業の一つとされています。実際に多くの塾が淘汰されたり、縮小していったりするのを目の当たりすることが増えてきました。
また、ライバルも多い。同業はもちろんですが、最近は映像授業も充実していて、塾に通わずともハイレベルな講師の講義を聞くことが容易にできます。少子化の中、生徒のシェア争いが激しいです。
そんな中で、「塾屋の未来はどうなのか?」
自分の考えとしては、「諸行無常の世ではあるでしょうが、なくなることはない。」と考えています。これから淘汰は起こりまくるでしょうし、CLEARも油断をすれば、なくなるでしょう。今は大手とされている塾も数年後にはわからないですし、AIやVRが主になり、在宅が当たり前になるかもしれません。不安要素はたくさんです。
だからこそ「質の高い内容の提供を大切にしたい。」と考えています。塾屋にもいくつかあって、マトリクス的に考えると、集団⇔個別、大手⇔個人、高価⇔安価など様々。また、何かに特化した塾も最近増えてきました。理科などの体験をメインに据える塾やプログラミング教室がそれに当たります。
きっと、画一化された塾はこれから大変になり、淋しいことですが、職人気質の先生がやる教室も少なくなるかもしれません。元来塾屋はいい加減な業界で、サービス業としての意識は他業種より低い人が多いです。「しっかりと教えていれば大丈夫」的な考えを持っている人が今でも多くいます。そこに大手塾が勢力を伸ばしたことで、経験が乏しい若い先生がメインでも、塾としてしっかりとした体制の塾が増え安心感を売りに。そうなると徐々に職人的な塾は淘汰されていきました。
生徒の価値観、習熟度、指導方法のどれもが多様化し、画一化した内容では追いつかなくなってきたのが現実です。
話は戻りますが、「塾屋の未来はどうなのか?」をよく考えます。「塾屋の未来」というよりかはCLEARの未来なのかもしれません。
正直答えがわかりません。試行錯誤しながら、また、生徒や保護者様の意見を聞きながら、様々なことを模索し進んでいくしかないのでしょう。10年先のことはわかりませんが、今を一所懸命に生徒と向き合っていきます。