全国高校共通テスト!…からの…?

二期制と三期制が混在する高校部(自立学習ジム)だが、いずれも各高校で2回の定期テストを終えた。

そんな高校部では今夏、全国高校共通テストを実施。

大学入試改革=大学入学共通テストを見据え、記述式のテストを行ったのだが…撃沈…だった様子(汗)。特に英語が難しく、語彙力の不足を痛感したらしい。

確かに、中学→高校で学習レベルのギャップを感じやすいのは英語だ。中学校の頃に英語が得意だった子も、高校ではからっきし…なんてのは珍しくない。この理由の一つが習得すべき語彙の圧倒的増加にある。また、文法も然り。中学の頃は力業で無理矢理覚えていたような子はなお、高校英語の語彙や文法に四苦八苦する。

たとえば、前置詞。日本語にはない品詞のため、使いこなせるようになるまでに時間を要することが多い。withを例に考えると…
例) with ①~と一緒に ②~で(~を使って) ③~のある
…のように、複数の日本語の意味を覚えてきたはず、中学校の頃は。そして、英語⇔日本語の変換の際にも、一つ一つ日本語の意味を当てはめてみたり…。でも、これでは高校英語は難しい。前置詞を伴うイディオムはワンサカあるし、いちいち日本語での意味を当てはめて考えていったらキリがない。だから…
with=つながり!
これがwihの核となるイメージだ。
◆場所のつながり
・Do you go with me?
・I like girls with long hair.
◆道具・材料のつながり
I ate fish with chopsticks.
I took many pictures with my new camera.
◆原因⇒結果のつながり
I was in bed with the headache.
◆時間のつながり
I’ll get to like him with time.
He left home with a big smile on his face.

丸暗記には限界がある。けれども、理解ができれば記憶に残りやすく、また、応用も利きやすくなるはずだ。

英語力向上のためには、派生した意味などを一つ一つ覚えるのではなく、その語や文法の核となる概念・イメージを叩き込み、丸暗記から脱却せよ!

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