小学生向け「理科実験教室」②

続いては、振り子の実験です。この実験はガリレオの実験の一つ。

ガリレオといえば様々な顔を持っている人。有名なのは古代ギリシアの有名な学者アリストテレスの「重いものほど落ちるのは速い」と言われていた定説をピサの斜塔から2つの重さの玉を落とし、実験によりその定説は違うと証明した人。

他には体温計もガリレオさんの発明の一つ。温められると空気が膨張することを利用して、水が上下する体温計をつくりました。

これらの話を聞けば、ガリレオさんは「物理学者なのか?」と思いますが、父親はお医者さんにしたかったらしいです。。ですが、お金がなく卒業できず・・・。そして最初は、数学の教授になったそうです。(物理の教授ではなかったのですね)

もう一つ有名な顔が天文学者。木星を回る衛星「イオ」「エウロパ」「カリスト」「カニメデ」をを発見したり、すべての星が地球を回っているの信じられていた時代に、金星が満ち欠けや、木星の衛生が木星を回っていることから、「地球が太陽の周りを回っていることを発見した人」です。(そのことから、宗教裁判にかけられてしまうのですが。)

そんなガリレオさんの発見に振り子の実験があります。「振り子が大きく揺れようが、小さく揺れようがひと揺れにかかる時間は同じである」ことを発見。これは「振り子の等時性」と呼ばれるものです。

そして、「同じ長さの振り子同士ならば、揺れをお互いが伝え合うことができる」を実験してもらいました。玉と糸を用意して、同じ長さに結びつける。片方を揺らすと、長さは違う振り子は揺れないが、長さが同じな振り子のみ揺れる。ゆれる力が波となって伝わる実験をしました。

難しかったのは同じ長さに結ぶこと・・・。意外とできない(汗)。

でも、長さの違う振り子は揺れないが、同じ長さの振り子は揺れが伝わることを確かめられたから良しとします。

そして8月最終日の明日は「思考力教室」を開催します。学校では解くことがあまりない、思考力をフルに使ってもらいます。楽しみにしていてくださいね。

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