振り返る力~間違い直しから見えてくるもの~

講習の小学生国語では、次回までの…ではなく、講習最終日までの、という期限で宿題をドカーンとまとめて出すことが多い。計画的な学習を意識できるように、という狙いがある。

したがって小学生の講習最終日は…
①宿題のナカミを確認
(ここでテキトーな取り組みにはドカンッと落雷!笑)
②模範解答を配布して丸付け&間違い直し
(同じくテキトーな取り組みにはガツンッと落雷!笑)
③最終チェック
…の流れ。

宿題の取り組み方一つとっても個性があるものだ。色ペンを使い分けてみたり、正答に至るまでの過程をメモしてあったり…。これらはとても良いこと。NGなのはテキトーな取り組み。
「ただ解く⇒終わる⇒○と✕だけつける」
これではほとんど宿題の意味がない。また、
「丸付け&間違い直しが超がつくほどテキトー」
これではほとんど力はつかない。間違ったまま習得していることも多々。

小学生の取り組みを見ていて再確認。きちんと丸付け&間違い直しができる子は、得てして学力が高い。一方、それがなかなかできない子は…注意喚起がまだまだ必要!といった感じだ。

勉強における丸付け&間違い直しの精度は、振り返る力=復習力であると思う。教科によってそのやり方はさまざまだけれど、「取り組む⇒振り返る⇒改善する」の一連のサイクルを皆が健全にできるようにしていきたい。

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