中2英語 there is(are)~の考え方

中2英語はthere is(are)~構文へ突入。ザックリと授業内容をご紹介。

「『私のペンが机の上にある。」英語で言うと?」
「“My pen is on the desk.”」
「OK!では、『ペンが机の上にある。』は…?」
と、ポイントの説明に入るのだが…

① My pen is on the desk.「私のペンが机の上にある。」
② A pen is on the desk.「ペンが机の上にある。」

①は話題の焦点がモノ(My pen)にあてられる。“私の”と特定しているのだから、“私のペン”を主語として文頭であつかうのは普通だ。一方、②はモノ(A pen)が特定されていない。誰のペンなのか、どんなペンなのか、はっきりとしないものを主語として文頭であつかうのは唐突すぎる印象を聞き手に与える。だから、②の文では、何(モノ)ではなく「机の上に何かある」と、“どこ”に焦点をあてて表すのが一般的な英語表現。だから…

②「ペンが机の上にある。」は…
⇒There is a pen on the desk.
と表す。ここでのthereには「そこ」という意味はないけれど、とにかく“場所”を表すthereを文頭に置くことで、聞き手の意識を「場所」に向かせる。「なんだか分からないけど机の上に何かあるんだな」と。そして“a pen is”を倒置して“is a pen”と続ける。

ここでまとめ!
・There is a pen on the desk.⇒“場所”に焦点
・My pen is on the desk.⇒“モノ・人”に焦点
だから、There is my pen on the desk.とかThere is the pen on the desk.は✕。あくまで“不特定な何か”しか、there is(are)~では表さない。

「覚えろよ~」と言ってしまえば簡単に済んでしまうことだけれども、核となる意味をちゃんと教えるとなると実は結構深いのがこのthere is(are)~構文なのだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です