中3受験生と共に…!

入試本番までいよいよ1ヶ月を切った。子どもたちは皆、揺らぐことのない第一志望に向けての想いを胸に頑張っている。

この仕事を続けて早20年。俺たち塾講師にとっては何度も訪れるこの機会でも、子どもたちにとってはたった一度の高校受験。
「後悔のない受験をさせてやりたい」
想いは不変だ。いかなる選択をしようとも、何らかの後悔は残るかもしれない。それでもやはり、胸を張って受験当日を迎えさせてやりたいと思う。

合格圏内に届いている子がいる。
それでも決して慢心せず、さらなる高みを目指して直向きに頑張っている。
合格圏内に届いていない子もいる。
それでも決して諦めず、自身の可能性を信じて懸命に壁を乗り越えようとしている。
合否のボーダーライン上にいる子に尋ねた。
「覚悟を決めて第一志望を受験するか?それとも公立を一つ下げるか?」
「下げません。このまま第一志望を受験します。」
それが彼女の答えだった。

強くなった。これまではつい自分自身を甘やかしてしまったり誤魔化してしまったりするところがあったのに。
胸が打たれる。何としてでも合格させてやりたいという想いが日に日に強くなる。
たかが高校受験。されど高校受験。
受験勉強も、本気でやればここまで人を成長させてくれる。高校受験は単なる点取り合戦などではない。努力の価値、意義を体感できる機会であるはずだ。そう信じて指導に当たってきたし、それはこれからも変わらない。

絶対に全員合格を果たそう。
最後まで共に戦おう。

決戦の日まで、あと…
28日…!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です