テストが終わっても…

中高生にとって、定期テストが終わった当日は、羽を伸ばし解放感に浸りたいものだ。けれども、第2回定期テストを終えた今日、2人の中3受験生が自習に来た。因みにそのうちの1人は定期テストで学年トップを獲ったこともあり、先の学力テストでは5科計偏差値が70を超えている子だ。

1人は受験勉強のため、もう1人は苦手科目の勉強のため。素直に「偉いな」と思った。差がつき、また差が縮まるのはこういう時だ。皆と同じことをしていても、差はつけられないし差も縮められない。

受験勉強をしに来た子は不安を口にした。「入試に向けて何を勉強したらいいのか…。」と。それを聞いた俺との細かいやり取りは割愛するけれど、不安になるというのは決して悪いことではない。向上心があればこそ不安にもなるものだ。勉強すればするほど自分の理解や知識の不足に気づき、それを克服しようと努める。それでもまた自分にとって足りないものが見えてくる…。だから、向上心に不安はつきもの。

苦手科目を勉強しに来た子は、書棚から中1英語の教材見本で復習をしていた。「どこから分からなくなっているのか分からなくて…」と。程なく中3の後期、受験に向けて全力疾走を始めようとする矢先、今から中1内容をやろうとするには精神的にもきっと勇気が要ることだろう。でも、現状に目を背けずに取り組もうとするsその気持ち、立派だなと思った。俺は中3英語の塾テキストの未使用ページに取り組んでみることを勧めた。

たった1人から始まったCLEAR第3期生。良い代になったなと心から思う。1年越しの全員合格、必ず成し遂げたい。

明日の中3入試特訓に向けて、気合いが入りまくった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です