満点取れるまで何度でもテスト

昨日、久しぶりに「満点とれるまで何度でも」形式の小テストを中1理科で実施した。内容はもちろんのこと、漢字間違いも含め、全問するまで何度でもやってもらう形式。目的は、「覚えるべきことをしっかりと暗記してもらう。」ということもあるのだが、『しっかりと解答用紙を完成させる』ということを目的に実施した。

生徒もいつも以上に真剣にやってくれていて、いつもは短時間で、「パッ」と終わらせるタイプの生徒も昨夜ばかりは、いつも以上に時間をかけて、丁寧に取り組んでくれた。

問題を数多く解くことも大切だが、それ以上に「以下に頭を使いながら解くか」が大切だと思う。たまに「勉強時間の割に結果がでない・・・。」と相談を受けて当教室に入塾を希望されてくる生徒がいます。そんな生徒の大半が、「勉強が作業」となってしまっているのが原因なことが多い。「○○ページまでやらないといけないから」や「〇〇さんがやっているから」と作業としての学習を優先すると、点数につながらないことが多い。もちろんたくさん解くことは大切ではあるが、そこに「考えながら解く」ということが入ってくると同じ学習時間であっても結果は変わってくるケースがある。

他に、生徒にもよるが、最近は文脈を読まない生徒も多い。「漢字で書け。」という指定を読まなかったり、記号で書くべき問題を記号で書かなかったり。生徒の中にも思い当たる生徒はたくさんいるのではないか。そんな、言葉をしっかりと読まないで解答する生徒や、言葉と言葉のつながりを考えられない生徒のために、問題は簡単ではあるが、しっかりと読み、そしてパーフェクトな解答つくりを心がける大切さを学んでもらうためのテスト。満点しか許さないテストを実施した。残念ながら、昨夜の段階では3名が合格できなかったが、また今度合格するまでやってもらう予定だ。

そして、気がつけば、第一回定期テストまで、一ヶ月をきった。CLEARの強みである、少人数指導を生かして、一人ひとりの習熟に合わせしっかりと点数をとらせたい。そろそろ、夏期講習のチラシなどが折り込まれるころではあろうが、どんなに素晴らしいキャッチを掲げても、塾である以上は、点数を取らせなくては存在意味がない。生徒のみんなには「CLEARでよかった。」と言ってもらえるような結果をとらせるべくここからさらに取り組んでいきたい。

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