地域密着たればこそ

地域密着を掲げているCLEARにとって、学校の授業内容や進度には常にアンテナをはっている。特に理科や社会は学校の裁量に委ねられる部分が多く、A中学は物理でB中学は化学、C中学は歴史でD中学は地理、なんてザラに起こる。

地域密着型の塾にとってはまさに塾泣かせのカリキュラムとなって久しいこれらの教科。中1地理⇒中2歴史⇒中3公民、に戻ってくれ~と嘆いてもどうにもならないと思いながらの本日の中1授業。青天の霹靂。

「先生、地理から歴史になりました。」
『…マジか…(汗)』

子どもたちから聞く話では、しばらく進めるのは地理と判断していた矢先のこと。地理の予習をガッツリとしていたのだが、落胆している暇はない。急遽、歴史へシフト。「人類の誕生」から「世界四大文明」を一気に駆け抜けた。

『人類って何?他の動物と何が違うの?』
『四大文明に共通していることって何だと思う?』
『狩猟・採集生活から定住生活が可能になるとどういうことが起こる?』
『パピルスという草があってな、実はそれが英語の…』

いつもように「なぜ?」「どうして?」の発問を連発しながら、単純暗記に偏らない授業を心がけ子どもたちの脳に汗をかかせたり、少しでも興味を喚起できそうな小話を入れてみたり。

今更ながらマンガの「キングダム」にどっぷりとはまってしまっているため、『いいか、春秋戦国時代というのはな…」と中国の古代文明では余計な話までしそうになったが、時間の制約もあり割愛…(汗)

急遽の歴史へのシフト、準備不足は否めなかった。でも、そんなの理由にならない。連休明けはもっと密度濃い歴史の授業を提供できるよう頑張りたい。

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