学力検査を終えた中3受験生&保護者様へ

共通選抜の1つ、主戦場である学力検査は本日終えました。しかし、まだ面接&特色検査が残っています。全ての決着がついてから、また受験について、そしてCLEAR第二期生についての記事を書こうと思います。毎年のことながら、合否結果を待たずして、ネット上や受験生の間、または受験生の保護者様の間でも、今年度の学力検査についての話題が飛び交うことでしょう。自己採点をしている受験生の間では、「難しかった」とか「簡単だった」、あるいは「今年のボーダーは○○点ぐらい」などがまかり通るかもしれません。でも、それらはあくまで推測や噂に基づいたものであり、ほんの一握りの情報でしかないのです。全ては蓋を開けてみないことには分かりません。自分より高い自己採点結果を誰かから言われると動揺してしまうかもしれませんが、記述問題が多くなった近年、自己採点の幅はかなりあるでしょう。自己採点はあくまで自己採点です。周囲から自分より高い得点を聞いても動揺しない、低い得点を言われても安心しない。こういうとき、人はつい、信憑性のある情報よりも「信じたい情報」を信じてしまうものです。それも致し方ないことだとは思いますが、終わったことを振り返ってもどうにもなりません。そのような情報に振り回されぬよう、明日以降の面接、そして特色検査に意識を集中させることが大事。また、中3受験生周囲の人間も、むやみに不安や期待を煽るような言動は慎むべきです。

最後に、保護者様にお願いすること。学力検査を終えて戻って来られた我が子に、
「出来た?」とか
「何点ぐらい取れそう?」とか、
いう言動は、極力お控え下さい。結果だけに意識を向けずに、まずはここまで辿り着いた我が子の過程を尊重してやって下さい。結果が気になるのは分かりますが、一番それを気にしているのは受験生本人のはず。ここはお気持ちをグッと堪え、「お疲れ様」と労いの言葉をかけてやって下さい。どんなにキレイごとを言おうとも、社会は結果しか見ません。そんな中、その子の過程を認めてあげられるのは親にしかできないことです。明日以降の面接あるいは特色検査に向けて、気持ちの切り替えができるようサポートしていただきたく思います。

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