勉強体力・集中力

入試本番の中3受験生もさることながら、定期テストを目前に控えた中2生の頑張りにも目を見張るものがある。

定期テスト前はいわゆる「授業」の時間を極力減らし、個々の勉強&個別対応に重きを置いている。昨日の授業のことだ。授業開始の10~15分前には毎回ほぼ全員が来るのだが、こちらが何も言わずとも、席に着くなり教科書やら問題集やらを広げ黙々と勉強を開始する。学校提出物を進める子、塾課題を進める子、それらをいずれも終えてプラスαに取り組んでいる子、さまざまだ。中3受験生の鬼気迫る雰囲気がそうさせているのか、または、個々人の自覚が芽生え始めたのか、そんな中2生に頼もしさを覚えた。偏差値や成績という目に見えるものではないが、中2生が1つ上のステージに上がりつつあるのは間違いないだろう。

テスト前の子どもたちにいつも話していることは、「過去の自分を越えること」の大切さ。昨日よりも頑張れた今日、今日よりも頑張れる明日を目指す。その積み重ねが自分史を刻む。「あの時が一番頑張った」ではなく、「今が一番頑張れている」の方がかっこいい。それこそが生きる力、未来を切り拓く力となるはずだ。

昨日の中2生を見ていて、この仕事で生きていくことを決めた原点、ふとそんなことを思い返した俺でした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です