データと感覚と想いと…

先月末から昨日までにかけて、保護者面談を実施。ご希望の場合にはお子様も含めた三者面談とした。多くの保護者様と実りあるお話し合いをすることができた。お忙しい中、時間を割いていただき、ありがとうございました。

冬に行うこの面談では、どうしても中3受験生の保護者様全員の方とお話がしたかった。話し合いの中心はもちろん進学・進路のことだ。前もって子どもたちとは膝をつき合わせて話をしている。そのことを踏まえて、保護者様の想いもしっかりと受け止めたい。

高校受験に限らず、中学受験、大学受験も然り、受験する上でどうしても大事になってくるのがデータ=数字だ。内申点、偏差値、競争率、そこから割り出される合否のボーダーライン、あらゆる数字と睨めっこしなければならない…が、しかし!数字が独り歩きしてはいけないとも思う。数字は何かを判断・決断するうえでの拠り所とはなるけれども、決してそれが全てではない。たかが高校受験、されど高校受験。受験はあくまで通過点の一つに過ぎなくとも、通過の仕方次第でその後の人生の糧になり得る。絶対にそう思う。受験生とは言えまだ15歳の子どもたちに、内申点や偏差値、そういうものだけで割り切り、接するようなことはしたくない。本番に強いタイプor弱いタイプ、これまでの伸び方から予想できる伸びしろ、子どもたち自身の想い、高校卒業後のこと、彼ら彼女らを支えるご家族のこと、そういう、決して数字だけでは測れない何かを大事にしながら共に最後まで走りきりたい。
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CLEAR二期生の皆へ
・想いだけで願いが届くことはない。でも、想いなくしては何事も為し得ない。目の前に立ちはだかる現実の壁と自分の想いとのバランスを大事に。
・再三に渡り話していることではあるけれど、改めて。
高校受験は通過点。けれども、通過の仕方次第で、これから先の可能性の広がり方は全く変わってくる。「何となく」の通過は絶対にするな。
・支えてくれる家族への感謝を。それを決して忘れることなく、許される範囲内で貫くべきことは貫き、受け入れるべきことは受け入れよう。
・自分で決めること。誰のせいにもしてはいけない。親に言われたから?先生に言われたから?友達に言われたから?だめだ、カッコ悪い。自立への第一歩、自分自身で、決める、そして進むんだ。
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そんな想いで、今日も中3受験生と対峙する。

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