“しっかりと読める生徒”を増やしたい

昨日の中2の授業をしていると、ある生徒から「何度やり直しても、答えがあわない。」という声が。

チェックしてみると・・・。

「しっかりと問題を読んでいないことからミス・・・。」

「最近、こういうミスをする生徒が多いなあ」

と、思いつつ間違えを指摘。

このようなことは、どこの塾でもよくあることだと思います。

他塾と当塾のちがいは、「生徒が質問し易い環境なのか、どうか!」

その点については当教室の強みである、少人数に絞った授業スタイルが武器になります。そのような質問があれば、その都度きめ細かく対応していきます。

でも、根本は「しっかりと読んでいない」という点。

ここを改善しないといけない

最近は、何か良い方法はないか日々を模索しています。

実は今、次年度のカリキュラムについて、夏期講習の頃あたりから検討に入っています。

自分の中では、“しっかりと読める生徒”を増やしたいと思い、それを実現するためのカリキュラムは構築できないものかと検討をしているところです。

となると、国語力の向上が自分の中ではテーマ。数学を講義していても、数学のアドバイスではなく、問題の意味の解説が必要な事が多々あったりします。

入試の頃になるとそれがさらに増えます。入試問題はどうしても問題文が長くなります。もっと、手短でわかりやすい文章にすることも可能なのでしょうが、学校の定期試験とちがって、質問ができない入試では、質問がくることがないように、細かいところまで説明が必要になります。故に、問題分が長くなります。

でも、そうなると「問題の意味がわからない。」や「何度も読み返す必要がある。」といった生徒がでてきて、最終的に時間が足りなくなる生徒もいたりします。

試験のたびに「時間が足りなかった。」という人は、その科目が不得意なのではなくて、「読む力が足りていない。」のかもしれません。

でも、国語力をアップさせるためのコンテンツが少ない。他の科目は短期的に効果をだす方法はいくつかあります。でも、国語となると画期的な方法がなかなか。

「しっかりと問題を読んでいないことからミス・・・。」が少しでも改善できる方法がないのかを今は探っています。

11月くらいには次年度のカリキュラムが完成します。「より小学生、中学生のためになることは何か」を日々考えながら、只今検討を重ねています。新しいカリキュラムが決まりましたら、当ページからもご報告させていただきます。

 

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