「適応する」と「対応する」は違うこと

昔と今では違う事がたくさんある。年を重ねると「昔はこうだった」とか考えるようになってします。経験は大切だが「昔はこうだった」の押し売りはどうかとも思う。

昔は当たり前であったことが、今ではできないことがたくさんある。故に「昔はこうだった」は通用しないことのほうが多い。

中にはそれが正しいこともあれば、違和感を覚えることもあり、結局は経験を参考に自分の考えを押し通すのが正しいのかとも思っている。

生徒と接し方も、年々変わる。以前は当たり前であったことが、今ではできなくなってしまったことが沢山ある。宿題の出し方も昔とは変わってきた。生徒の叱り方は特に変わった。

学校の運動会にも違和感がある。運動会なのに昼食を親と一緒になって食べないことも、昔はなかったこと。親が来られない子もいるので、どちらが正解なのかはわからないが、やはり違和感はある。

昨今のニュースでも違和感を感じるものがたくさんある。これは自分だけではないであろう。人それぞれ、「おかしいのでは???」と感じることは違うだろうが、不思議でならないニュースは毎日のようにたくさん流れる。

塾屋も大きく変わってきている。各方面にアンテナを貼り続けないと大変なことになる。特に今は時代の流れ方が早いので、少し油断すると、今の当たり前に乗り遅れることになってしまうことはたくさんある。

昔は周りに適応することが求められていたが、今はそれを待っていることはできない。対応するということが求められる。様々な事が毎日のように起こる。それを「自分には関係ない。」とか「そんなことは知りません。」では通用しない。様々なことに対応していく事が大切なんだ日々思う。昔は適応することに一生懸命なころがあった、今は対応することに一生懸命だ。

最近は「適応すると対応するは違う」と痛感している。

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