成長材料

中学生はまだまだテスト期間が続いている。初陣を切った国府津中に続いて酒匂中は今まさにテスト真っ只中。テスト期間中は授業をお休みにし、通塾日は個々の学習&質問対応に特化している。

「今日の出来はどうだった?」

初日を終えてやって来た中3にテストの感触を尋ねてみた。

「いつもより出来た気がします。」

笑顔で答えてくれた。良かった。蓋は開けてみないことには分からないが、前向きな気持ちで初日を終えられたことは大きい。2日目に向けての励みになる。

努力が少しでも実を結んでもらいたい。定期テストは入試とは異質なもの。いうまでもなく、入試は「選抜する=落とす」ためにあるものだが、定期テストは「努力をみる=評価する」ためにあるものだ。努力が一定の成果を収めることで、「次も頑張ろう」につながる。

そうは言っても、子どもたちからすれば、「テスト=嫌なもの」だろう。でも、取り組み方・捉え方次第で、定期テストは「次も頑張ろう=成長材料」になるものだ。「とりあえず机に向かって、ひとまず提出物だけは終わらせて…」では成果・結果は得がたい。「何時間勉強したか」ではなく「何をどれだけ勉強したか」が大事だ。そのためには自身を律し、プラスαを出来るまで継続・徹底する。とことん自分と向き合う。そこまでガンバル。中途半端なままで終わらせると、成果・結果はもちろん伴わない。だから「次も頑張ろう」になれない。

大袈裟な言い方ではあるけれど、「テスト=試練」だ。真っ向から挑み乗り越えた先に成長した自分がいるはずだ。自分を変えるのはそう容易くはない。大変だ。でも、「大きく変わる」のだから大変で当たり前。

結果においても過程においても過去最高・最良を!
頑張ろう!中学生!!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です