アンダーライン

中学生はいずれの学年も重要なテストを迎えつつあるため、少しばかり勉強をするうえでの忠告を…。

勉強するときに、やたらとマーカーを使ってアンダーラインを引く者がいる。別にするなとは言わないが、そういう場合、得てして何が本当に重要なのかを把握できていないことが多い。また、それが引かれすぎていてしまうと、たいして重要でもないことにも引かれているため何が重要なのかすら訳が分からなくなる。でも、アンダーラインを引くと「勉強した気」にだけはなる。勉強した気になってしまうから、その事項を確実に理解・暗記できていなくても、できた気になってしまう。そして自己満足に陥る。

しっかりと勉強している者ほど、アンダーラインが引かれているのは意外に少ない。なぜなら本当に重要なこと、ポイントとなることを整理できているからだ。

だから、やたらとアンダーラインを引く前に、書くことを勧める。メモ書きでも何でも、書いていけば少しずつでも重要なことが整理されていくはず。または,アンダーラインを引いたとしても,それらに優先順位をつけて線種を使い分けよ。最重要項目には二重線,重要項目には波線,留意すべき項目には点線など(色を使うなら多くても3色までがいい。カラフル過ぎても何が何やら分からん)。

自分の教科書やノート、そしてプリント。アンダーラインがどれだけ引かれているだろうか?例えば,教科書の1ページ分のほとんどに何かしらのアンダーラインが引かれていたら,今すぐに改めたほうがいい。

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