国府津中の試験が終わって、教室が開校するとすぐに自習に来校したTくん。
「今日の試験どうだった?」
「まあ、まあです。」
経験上、生徒の「まあ、まあです。」はあまりアテにならないことは知っているので、さらに突っ込んで見る。
「社会は?」
「一応埋まりました。でも、せっかく覚えた憲法があまりでなかった・・・。」
「勉強したのにあまり出題されなかった」と悔しがるのは良い傾向かなと思いながら、
次、「国語は?」
「時間がたりなかったです。」
「漢字はどうだ?」
「漢字は大丈夫です。」
問題の難易度がわかっている様子。でもとるべき漢字は確実に抑えられたとのこと。
「苦手な数学はどうだ?」
「解けなかった問題はありませんでした。」
問題を見てみれば確かに難しくはないかもしれない。
でも、夏前に「数学が苦手」といって入塾してきたTくんからしてみれば大変な進歩といえます。
テスト問題に書き残っていた途中計算をみて、間違いを発見してしまったが、概ね解けた様子。
数学は自信を持つことが大切である。彼が自信をもって話せることがうれしかった。
試験は明日もあります。
「頑張りましょう」