【重要】新型コロナウイルス感染症に伴う対応について(4/7現在)

通塾生保護者の皆様へ

日頃ご通塾いただき、誠にありがとうございます。
東京都内などでの新型コロナウイルスの感染者急増を受け、昨日4月6日(月)、改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく緊急事態宣言を本日7日に発令するとの首相表明が報道されました。

進学塾CLEARでは、上記発令を受けた対応について、4月8日(水)18時00分までに当ブログ上でお知らせ致します。

お子様の健康・安全管理と学習の継続とを両立すべく、ご理解ご協力のほど、宜しくお願い致します。

進学塾CLEAR

2020教育改革とは~小学生保護者の皆様へ~②

前回の記事はこちらをクリック!

そもそも、なぜ教育改革をする必要があるのか?その背景には何があるのか?理由としては、大きく以下の4つが考えられる。
①人生百年時代
今の小学生の半数は100歳を超えて生きると予測されている。人生百年時代の到来、22世紀を生きるための「生きる力」を身につける必要があるからだ。
②第四次産業革命
AI(人工知能)などの登場により今後10年~20年で人の仕事の約半分がロボットに奪われるという予測がある。また、今の小学生の半分以上は今存在していない仕事に就くとも予測されている。そのため、「人」に求められる能力も大きく変わっていく。それはすなわち、人にしかできない能力を一層磨いていく教育が求められる。
③グローバル社会
今の小学生が働き盛りの頃(2050年頃)、日本に在住する外国人は今の4~5倍にもなると予測されている。単に外国語を話せる能力に限らず、異なる文化を理解する能力も求められ、広義での国際理解教育が必要になってくる。
④暗雲立ちこめる日本の未来予想図
日本のGDPは現在3位ではあるが、2050年には8位となることが予測されており、一人当たりのGDPではお隣の韓国にすでに抜かれているのが現状。人口減少問題や経済危機など日本の将来に影を落とす不安要素はたくさんある。だからこそ「教育の力」で暗雲立ちこめる未来予想図を覆さなければならないのだ。

では、教育改革では何がどのように変っていくのか?先に述べた、教育改革をしなければならない理由から考えるとその答えは導ける。ザックリと言うと、
「世の中で役立つ人材を育てる教育」
に変えていくこと。
「当たり前でしょ…」と思わずに。これまでの教育は「知識(何を知っているか?)」に偏重してきたが、新学習指導要領(文科省)では、以下の3つの力が求められている。

①思考力:自分の力でアレコレ考えて
②判断力:資料やデータから自分で判断して
③表現力:他者に対して表現できる能力

社会に出て役立つ人、道を切り拓いていける人というのは、どんな人だろうか?
「何を知っているか(知識)」に秀でた人?
それとも、
「よく考えて、判断して、ちゃんと伝えられる」人?
今の時代、答えはもちろん後者だろう。情報化が進み、知りたいことはクリックすればいつでもどこでも容易く手に入る時代。求められるのは、知識よりも思考力、判断力、そして表現力に秀でた人だ。
社会に出れば、学生時代の「お勉強」とは異なる、「正解のない問題」が多い。自ら考え、判断し、他者との関わりを通じて、そのような「正解のない問題」に自分なりの「答え」を導き、解決していく術を身につけていかなければならない。その土台となるのは、やはり思考力。だから、

知識量<思考力

これが、今のお父さんやお母さんの小学生時代とは異なる、教育。暗記に偏った勉強が得意という子は厳しい、と考えられるのもこれが理由にある。定期テストにおける、辞書(電子辞書)やノートの持ち込みを可としている中学や高校もすでにあるぐらいなのだから。

では、具体的にどう取り組んでいくのか?

<続きは次回③へ>

【重要】4月通常授業について(改訂)

<保護者様宛送信済みメール転記>
全通塾生保護者の皆様へ

日頃ご通塾いただき、誠にありがとうございます。
さて昨日、4月授業の通常開始をご連絡させていただきましたが、県教委より各市町村公立学校への臨時休校延長の要請を受け、当塾の対応を改めさせていただくためご連絡致します。詳細につきましては、添付のPDFファイルにてご確認いただきますようお願いするとともに、急遽の変更に伴うご不便をおかけし、誠に申し訳ございません。

2020年4月通常授業について(PDF)

【主な変更点は以下のとおりです。】
●中3⇒午後に授業を設定しております。
●小学生振替授業⇒小6英語のみ振替日を変更しております。
●週末(土曜日)は休校とします(お問い合わせ等の受付は可)。

およそ1ヶ月に渡る学校休校は、お子様の学力に深刻な影響を与えかねないため、当塾としましても、国や自治体の方針に可能な限り沿いつつも、授業継続の判断をさせていただきました。お子様の安全に最大限配慮しながら、学力の低下を招かぬよう努めてまいります。引き続き、ご理解・ご協力のほど、宜しくお願い申し上げます。

進学塾CLEAR

リモート教育って始まるのか??

昨日の高校生の授業終了後、「これから授業はネット配信になるのかな???」とポツリ。

3月から続いている休校が二週間延期になった。致し方ないとはいえ、子どもたちにとっては大きな出来事だ。一部、「夏まで・・・。」とか、「秋までという案も・・・。」という記事もあり、二週間後に授業が再開できるかは、まだわからない。

そんな状況の中で「ネット配信になるのか??」という疑問をもったようだ。もうすでに始めている学校や塾もあり、「ZOOMを使って対応してる」という、SNSをよく見かける。少なからず、どこの塾も学校も準備や検討はしている事案だろう。

少なからず、今回の事態がリモート教育への扉は開くかもしれない。そのきっかけとしては十分過ぎる事態が今、全世界中で起きている。

ただ問題もたくさんある。

環境が全家庭に整っているのか???

学校や塾側、また各家庭にリモート教育をするのに十分なリテラシーはあるのか??

対面授業の代わりになりえるのか??

などなど、まだまだ改善すべき点はたくさんある。

塾は条件が揃えばできるかもしれないが、学校が本当にできるのか??今は単位を取得するために単位というものが、出席日数などが必要になります。それをどうする??音楽は?体育は??いろいろ変革が必要になってくる。もしかすると、主要5科目は「テストである一定の結果を得られればOK」のようなことはできるかもしれないが、技能4科目はそうはいかない。

よくニュースでみるテレワークも同じ。日本の場合はどうしても就労時間で給与が計算されることが多い。テレワークを推奨するならば、時間ではなく成果によって査定されるような評価システムが必要になると思う。

もしかすると、今回のコロナ騒動が社会を大きく変えるきっかけになるかもしれない。コロナも心配ではありますが、社会の変化にも、アンテナを伸ばし注意深く見ていきたい。

【重要】4月通常授業について

<保護者様宛送信済みメール一部転記>

日頃ご通塾いただき、誠にありがとうございます。
4月からの通常授業につきましてのご連絡です。以下、ご確認くださいませ。
地域の教育委員会の公式発表におきましては、4月より授業を再開する運びとなっております。これを受け、当塾と致しましては、以下の感染予防の徹底に努めつつ、通常授業を行う運びとさせていただきます。
※お子様の入室時の除菌
※机・椅子等の除菌
※定期的な換気
※一教室内での少人数指導

新型コロナウイルスの影響により、先の見通しが立たない状況ではございますが、当塾と致しましては国や自治体の方針に基づきつつ、お子様の安全に最大限配慮しながら学びの機会を絶やさぬよう尽力してまいります。なお、登塾の際には、可能な限りのマスク着用をお願い申し上げます。
また、今後の感染状況により急遽の予定変更も起こり得ますので、連絡用メールまたはCLEAR講師ブログ及びFacebookを定期的にご確認いただきますよう重ねてお願い申し上げます。

進学塾CLEAR

春期講習アレコレ

春期講習2020も今週末でフィニッシュだ。新型コロナウイルスに振り回されながらの講習となったが、子どもたちや保護者様のご理解・ご協力のお陰でどうにかこうにか無事に(?)終えられることに感謝。

それでは学習の進捗状況についてのご報告!(長谷川担当分)
■小5国語
⇒漢字の成り立ち/主語・述語/漢字の学習
漢字の丸暗記はNG。コトバとして習得できるように努めよう。そのためには文の中で身につけていくことが大事!教科書の音読の継続を!
■小6国語
⇒主語・述語・修飾語/読解基礎(指示語・接続語)
一文を正確に理解するための主語・述語等の把握。文章を正しく読むための指示語・接続語の理解。読解力は全ての教科の要、中学進学を見据えて逞しく前進!
■小学生英語
⇒I usually get up at 7:00等、いつ何をするのかの英語表現
前半2回はListening+Speakingを中心に、後半2回はWriting+Readingを中心に進めた。いよいよ教科化が始まる小学生英語。教科書準拠指導でしっかりと導いていきたい。
■中1
□英語
アルファベット~教科書冒頭の基礎単語まで。習熟度が各々かなり異なるためeトレを用いて個々対応とした。小学生英語を続けてきた子はやはり進みが速い(早い)。
□国語(論理エンジン)
中1にとっては初めての論理エンジン。少しずつ慣れていこう。しっかりと学習を進められれば「頭の使い方」も変わってくるはず!
□社会
3月通常では地理の冒頭(世界の姿)を扱ったため、春期では歴史。「人類の発生~世界四大文明(メソポタミア・エジプト文明まで)」を解説。エジプト文明の説明時には“paper”の語源は“パピルス”という草にあるなんていうコボレ話も交えつつ。
■中2
□英語
be動詞の過去形・過去進行形の演習まで完了。英語を苦手とする子が多い学年だけに未来形までいく予定だったがストップ。過去進行形までの習熟度を100%近くまで高めることに注力した。それでも学年末の成績は通塾生皆4以上だったため少しホッとした(汗)。
□国語
公立高校入試問題に挑戦!小説文と論説文の読解に取り組んだ。小説文では満点が複数名!やはり国語に学年は関係ない。けれども論説文では苦戦。根本的に読む速度に難があるため時間がかかり過ぎる。速読力⇒処理速度を鍛えていかねば。
□社会
歴史に突入。江戸時代の冒頭(関ヶ原の戦い~参勤交代の制度化まで)を解説。家康のブレーンとも言われる謎の人物・天海など、テストとは全く関係ないであろう話も随分と熱く語ってしまったが、少しでも歴史に興味をもってくれれば幸い。
■中3
□現在完了形3用法を全て終了。完了時制というのは日本語にはない概念だけに理解が難しいところではあるが、イメージを大事に進めた。4月以降は教科書指導を踏まえながら現在完了形の完全定着を図る!
□国語
中2同様に公立高校入試問題に挑戦!小説文と論説文の読解に取り組んだ。小説文では満点が複数名!さすが受験学年。課題は記述力か。国語の記述の基本は、コピー&ペースト⇒余計な言葉を省き文末を揃える、が基本。ガンバロウ!
□社会
歴史に突入。第一次世界大戦(同盟国の敗北まで)を解説。いつものように、「なぜ?」を大事に進めた。この辺から歴史はややこしくなってくるため、より丁寧に進めていきたい。
※中3Aの社会授業プリント。メモがビッシリと…。さすが。

講習最後の2日間は学力テスト!
ガンバロウ!子どもたち!!!!!

今できることを。

本当に大変な事態になりました。

今回のコロナウイルス騒動に影響を受けていない人は、日本国内を見ても、世界を見ても、ほとんどいないでしょう。もちろん、影響の度合いは個々に違うでしょうし、飲食業や宿泊業は多大な影響を受け、もう耐えられないレベルまで来ている人や、自粛という影響で今のところ済んでいる人も。ただ、ほとんどの人が影響を受けていると言い切れる状況です。

塾屋も、一定期間休校にする塾や、指導時間を分散させて対応する教室など多大に影響を受けました。振替授業をできる程度の影響ならばともかく、長期の休校となってしまうと、経営的にも苦しい教室もあるはずです。

各塾のホームページや、知人の話を聞いてみると、大手など上場している企業塾は世間の目もあり休校にしている塾が多いようです。個人の塾は資金的にもなかなか休校にすることはできず、様々な対策をした上での開講としています。そうせざるをえないというのが実情でしょうか。

いずれにしても、この状態が長期化すれば、各塾の経営はかなり厳しい状況になります。このままだと通常授業もままならない状況が続きますので、夏期講習の開催も学校の夏休みが削られるならば、見直しをせざるえません。冒頭に書いたように、

「大変な事態になってきました。」

また、もっと心配なのは子どもたちの学習です。今日にも東京都がゴールデンウィークまで学校の休校を発表すると報道で出ていますが、やるべき内容は変わらないので、夏休みを削ったとしても教科書が終わるのでしょうか???終わったとしても、習熟度を入試レベルまで引き上げる演習の時間をとれるのでしょうか???入試の時期を遅らせる等の対応がなければ、かなり厳しい状況になってきたと思います。

当然、我々CLEARも影響は受けています。少人数の塾なので大手ほど影響は受けてはいませんが、それでもこの先どうなるか??

ありがたいことに、3月、4月の入塾者は昨年より多いので、そこまで厳しい状況にはなっていないのですが、それでも影響は小さくありません。先日も夏期に行う予定でいる「合宿をどうするか?」という話題が講師間で出ました。夏期講習もできるかどうかわからないのに合宿など実施できるわけがありません。様々な予定の見直しに迫られています。

先の見えないこの状況ですが、今できる限りのことをして、着実に前に進むしかありません。おそらく、こんな時期だからこそ、止まってはいけません。できることをコツコツ進めたものが数ヶ月先に大きなリターンを得ることができるだろうと自分は信じています。

みなさん今できることを。
前に進みましょう。