春期講習&新年度生受付中

只今、進学塾CLEARでは、春期講習及び新年度生の受付を承っております。

少人数8名限定の進学塾CLEARにご興味がある方はお気軽にお問い合わせください。

また、今春より高校生向けの「自立学習ジムCLEAR」と小学生向けのロボット・プログラミン教室「未来ラボCLEAR」も新規開校します。

「自立学習CLEAR」は8名からさらに人数を絞った4名限定の指導と、自立学習を最大限に効果的にする学習環境をご用意いたします。

「未来ラボCLEAR」では、ソニー・グローバルエデュケーション監修のKOOVを使い、初めてのお子様でも楽しく学ぶことができる、プログラミング的思考を育むレッスンを行います。

春期講習は、3/25(月)からとなりますので、春期講習からの参加をご希望される方はそれ以前にご連絡ください。

進学塾CLEAR webサイトはこちら(問い合わせフォームもこちらから)

 

 

2019年度開幕!!!!!!

本日より2019年度授業が始まった。
学校ではまだ小学生の子も塾では中学生へ。
学校ではまだ中2生の子も塾では受験生へ。
1ヶ月早く始めることで、それぞれの学年のスタートダッシュにつながるように努めていきたい。3月⇒春期は…
3月通常では、前学年の復習をメインとして、弱点をしっかりと叩き補強していく。
春期講習では、新学年の導入をメインとして、先取り学習の強みを構築していく。
では、2019年度初日の様子をザックリと。

新中2。A(アドバンス)クラスは数理+eトレ個別演習、B(ベーシック)クラスは英社+論理エンジン。Bでは雷を落とした(少し強め)。初日早々に苦言を呈すのも心苦しかったのだが、どうしても「気をつけろよ~」程度では済ませられなかった。それは英語の時間。いつものように発問&指名解答をしながら復習→予習の流れで進めていたところ、何度も何度も…確認しているのにもかかわらずの連続不正解。授業を中断し暫しの落雷。かなり厳しめに話した。分かってはいたけれど、その後の授業はお葬式のように…(汗)

夜の授業終了後は、今年度より導入したON-LINE英会話。専用のテキストを用いての基本センテンスの音読やフリートークでスピーキングの力を鍛えていく。今日受講した子は、
「最初は緊張したけど、最後の方は結構リラックスして出来ました。寝る前も今日の英会話のことを思い出してしまいそう。」
とのこと。まだまだ受講生は少ないけれど、少しずつ興味をもってトライしてくれる子が増えてくれるといいなと思う。大学入試改革を受けて、間違いなくこれからより一層必要になってくる力だ(ちなみに都立高校は2022年度入試から英語のスピーキングテストを導入する)。

明日も気合いを入れていく。

これから受験生になる子どもたち、親御様へ

2019年度高校入試を終えて思うところを、現中2生以下の子どもたち(親御様)に向けて…。

【より一層の実力強化を!】
神奈川の公立入試を経験された親御様からすれば、
<受験=内申+学力検査(+アテスト※)>
※かつて中2学年末に行われていた9科目の筆記試験。これでほぼ受験校が決まるとされていた。
ほぼ内申で決まるという考えを持っておられる方も多いかと思う。また、かつての神奈川の学力検査問題は全国的に見てもかなり簡単な部類に入り、上位校ではほぼ差のつかないハイスコア勝負で、わずかにミスをした受験生が涙を飲むというものだった。だから、内申点が極めて重要だった。
…が、しかし!時は流れ、現行の入試制度になって今年で7年目。神奈川の学力検査問題は難化の一途を辿り、十分に差のつく問題に変貌を遂げた。だから、たとえ内申オール5でも不合格となってしまう子はザラにいる。学力検査の比率が高い上位高校であれば、10~15点程度の内申点アドバンテージ(オール4程度とオール5程度との差)は学力検査で容易に逆転されてしまうため、「内申点頼み」の考えは捨て去った方が良い。だからといって内申点を疎かにしていいかと言われればそれもない!出来るだけ高い内申点を確保しておけばやはりスタートの段階で有利ではあるし、私立併願校の選択肢も増える。いずれにせよ、学校の定期テストを頑張って成績さえ良ければ大丈夫、という認識は本当に捨て去らなければならず、実力強化が求められる。近年の定期テストにおいて、教科書準拠以外の実力問題(国語などでは初見の文章読解など)が昔と比べて出題率が高くなっているのも、このようなことが背景にあるからだ。

【単純暗記・パターン練習からの脱却を!】
これも神奈川の公立入試を経験された親御様世代なら、「理科や社会なんて覚えるだけでしょ?」という認識をされている方も多かろうと思う。しかしながら、それも認識を改めなければならない。今年の理科は大幅に易化し、旧制度入試レベルまで難易度は下がったものの、それ以前の数年間は合格者平均点が100点満点で50点を超えることはなく、2015年度に至っては37.4点と、受験生を苦しめ続けてきた難易度だ。そして、その傾向が今度は社会に表れつつある。2018年度の合格者平均点は5科の中で最も低く41.8点。社会の平均点が最も低いなどというのは、親御様世代にとってはにわかに信じがたいことかもしれないけれど事実。なお、今年も同程度と推測される。このような平均点の低さの理由は簡単。「覚えれば良し」の問題ではなくなったからだ。
情報社会の現代では、知らないことはネットでいくらでも調べられる。だから、知識量よりもその活用の仕方が求められるようになった。昔は違った。知識は今よりも武器であり得たし、それが豊かな人間は重宝されやすかった。だから、知識偏重の学力検査で、似たような出題パターンの練習を繰り返しておけば比較的たやすく得点できた。
が、しかし!今は違う。与えられた複数の情報から正解を導き出すための思考力・判断力が求められるため、単純暗記やパターン化された練習では到底太刀打ちできない。ではどうすれば良いか。これが正解、と断定はできないけれど、全国入試問題で多種多様な出題形式に触れることがまず一つだろう。「神奈川の過去問を繰り返し解いていれば大丈夫!」はもはや通用しない。

本気でトップ校や上位校を目指すなら中3からでは遅すぎる。現行の入試では中2からでも遅いくらいに思える。そして、「とりあえず学校の定期テストさえ良ければ…」では実力強化はなかなかに難しく、易しい定期テストならなおのこと。中学校によっては、定期テストと学力検査とのギャップは想像以上にある。

実力強化が求められるものの、だからといって、片っ端から問題集を購入するのもNG。「買って満足」になりかねない。定期テストだけでは測れない自身の強み・弱みを客観的に把握して、まずは苦手の克服に努めること。そして、やはり論理的思考力・情報処理能力を向上させることだ。