「型」を身につけよ!

中3受験生はいよいよ出願。最も大事なのは学力検査に向けた得点力向上だが、彼ら彼女らを悩ます種がもう一つ。面接だろう。
もちろん面接対策を行うのだが、その前段階として大事になってくるのが面接シートの内容。このシートの内容そのものが直接評価対象になるわけではないのだが、やはりより説得力をもって自己アピールができるようにしっかりとした内容を書いて準備しておきたい。説得力のある文を書くポイントは…

①まず意見・主張をはっきりと→序論
②具体例を含めて①の理由を→本論
※具体例は自身の体験・見聞など
③最後に意見・主張を改めて→結論
これらを守れば問題ない。例えば、こんな感じで。
①私は〜と思います。
②なぜなら〜からです。
③だから(したがって)〜と思います。

どの国語の参考書にも書かれていることだけれど、子どもたちは意外と軽視しがち、また、教える側もきちんと教えない場合が多い。これらは面接シートに限ったことでなく、意見文などの作文を書くときの型となる。非常に逆説的だけれども、教える側が自由を与えれば与えるほど、子どもは不自由になるもの。作文はまさにそうだろう。「自由に書きなさい」と言われるほど書けないものだ。
スポーツと同じで、まずは正しいフォーム(型)を身につけることが大事だ。自分なりの工夫を加えるのはその後だ。

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