たかが高校受験、されど高校受験

中3受験生決戦の日(公立入試)まで1ヶ月を切った。
真の天王山である冬、登頂まであとわずかだ。
どうしてもこの時期は中3受験生へ想いを馳せることが多くなる。

日を追う毎に逞しくなっている彼ら彼女らを見て頼もしく思う。
たかが高校受験、されど高校受験、その想いは昔も今も変わらない。
勉強の得意・不得意など関係ない。
偏差値の高い高校・低い高校など関係ない。
それぞれがそれぞれの高みを目指し、今の自身を越えていくことに価値がある。
塾である以上、志望校合格・成績向上は最低限の責務。
だからこそ、その先を見据えたい。
また、それが俺の塾講師としての根っこでもある。
「自ら考え判断し実行していく力」
「困難にも果敢に立ち向かえる力」
「客観的に自身を見つめられる力」
「逃げずに最後までやり遂げる力」
「現状を見つめ未来を切り拓く力」
受験勉強を通して身につけられるのは、決して学力だけではないはずだ。
義務教育というある意味「保護下」から飛び出す15歳。
「できない」「分からない」「苦しい」それがどうした。
大変なのは当たり前。大きく変わろうとしているのだから。
「壁」は「今よりももっと」と前進しようとしている者にしか現れない。
厳しさを受け入れ、優しさに甘んじない、
力強い一歩を踏み出そう。

毎年この時期は、
そんな想いを日々抱きながら、
今日も中3受験生と共に。

決戦まであと…
27日!

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