38.4

38.4

これは何の数値かというと、弊塾中3の前期成績の平均値(分母45)。2~3教科が5で他が4みたいな感じ。内申点として換算すれば115.2。近隣の高校でいえば、秦野や茅ヶ崎北陵(いずれも旧学区トップ校)を目指すのに妥当な成績と言える。
立派な数値だと思う。全ては子どもたち一人ひとりの努力に他ならない。手前味噌ながら、この学年はみな真面目でコツコツとガンバル、自慢の子たちだ(授業中は厳しいことをアレコレ言うけどね)。“魔法の赤ボールペン”の消費量からもそれがうかがえる。

ただそれだけではない。まず欠席がほとんどない。いかなる理由であっても、だ。インフルエンザが猛威を振るっている今も欠席は0。本人自身の体調管理もさることながら、親御様のご理解・ご協力に感謝。もちろん講習期や定期テスト前など、イレギュラーな授業日程が組まれているときも例外なく欠席は極めて少ない。また、時間もキッチリと守り、宿題や持参物忘れも極々まれにあるくらい。生活習慣とも言うべきか、こういう基本的な姿勢が学業成績にも表れているように思う。

で、本題。

そんな中3は約1週間後に迫った第3回定期テストで内申点が確定する。まさにココイチバンのときだ。そこで、内申点確定前後の過去3年間の中3成績を振り返ってみたい。

過去3年間の中3成績平均値の推移(前期⇒後期)を見てみると(後期は内申点に関わる第3回定期テストまでの成績で試算)…

●2022年:39.1⇒40.0(+0.9)
もともとオール5の子が複数名のため上げ幅は小。
●2021年:36.7⇒38.5(+1.8)
今年の中3に似ていて真面目な子が多かった印象。
●2020年:35.7⇒37.8(+2.1)
学力差が顕著だった学年で5段階UPした強者も。

前期から後期にかけて平均+1.6のアップ。ちなみにこのCLEARを始めた2016年から今までにおいては、ダウンした子は一人もいない。みな、アップか現状維持。これらから何が推測できるかというと、

後期の成績は上がりやすい傾向にある

ということだ。前職の頃からもそうだったが、これまで内申点に関わる最後の成績がグンと伸びた子を何人も見てきた。たまたま担当させてもらってきた子たちがそうなのか、あるいは前期は辛く後期は甘く、という学校の方針なのか…。まぁ、実際のところは学校の先生にしか分からないことではあるけれど、あくまで客観的データだけ見ればそう思っても不思議ではない。ともすれば、現中3がどれだけ伸びるか…と決めつけるべきではないのだが。

泣いても笑っても定期テストまであと1週間足らず。
燃えよ!中3受験生!!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です