高3受験生も共通テストまであと1ヶ月余り。いよいよラストスパートをかける時期に入った。
思えば高校部を立ち上げたのは2019年春。中学部を卒塾し引き続き高校部も継続してくれた最初の代が彼ら彼女らだ。改めて感謝。
そんな彼ら彼女は今、共通テスト、国公立二次、私立一般と、それぞれの受験に向けて猛烈爆進中だ。国公立組と違い私立一般組にとって、共通テストは決して大きなウェイトを占めるわけではないけれど、一回のテストで複数大学・複数学部を志願できる共通テストを受けるメリットはかなり大きいため決して手は抜くべきではない。共通テスト利用で合格できれば、その後の他大学・他学部を受験するうえでも精神的にかなり楽になるはずだ。
一方、国公立組はまずこの共通テストを突破しなければ二次の出願はできない。是が非でも結果が求められる。5教科7科目が基本となる国公立受験では、やはり英数国は何らかの形で少しでもいいから毎日取り組むべき。これは高校受験でも言えること(ていうか中3には耳にタコができるほど言ってる)。英語も日本語も“読む”から離れてしまうとそのリズムが崩れ速度も落ちる。数学も計算力が落ち、図形も“見えにくく”なる。「ここに補助線を引けば二等辺三角形になるから…」的な“目”が“痩せる”。積み上げ教科は日々のトレーニングが全てだ。
そして、私立も国公立も、過去問(国公立は二次)と徹底的に向き合うとともに、これまで取り組んできた問題集等を最後の最後まで何度も何度も繰り返し、限りなく100%近くモノにしていけるよう努めよう。
この高3受験生を見ていると、中3の頃の高校受験期を思い出す。
あの頃も皆、懸命に頑張った。志を高く持ち、常に不安と隣り合わせながらも決して諦めず、時には涙を見せつつも力強く高校受験を乗り越えて行った。そんな経験が、この大学受験にも活きているということを確信させてくれる彼ら彼女ら。受験でも何でも、やはり何かを途中で(いかなる理由であれ)投げ出すことなく、苦しくとも最後までやり抜いたという経験は、人を強く逞しくする。
ガンバロウ、CLEAR高3受験生。