後悔と反省と

自習に来ていたとある中3受験生がこう尋ねてきた。
「先生、小学生ぐらいからやり直したいとか思ったことありますか?」
「なんだ唐突に(汗)。どうした?」と聞き返したところ、
「これまで後悔したことってあるのかなぁって思って。」
なるほど。勉強が思うようにいかず壁にぶつかってんだなと察した。
「あるねぇ。後悔ばっかりの人生だ(笑)。でも、それをいつまでも引きずってても前に進めないしな。」
「…後悔しないように頑張ります。」
気持ちを切り替えたように勉強を再開した彼。

反省は絶対に必要。でも、後悔はできるだけしてほしくない。
というのも…
反省は未来を変えようとする行為
後悔は過去を変えようとする行為
であるように思うから。
前を向いて生きてほしい。時には立ち止まり振り返ることも必要だけど、やはり未来を見据えて強く逞しく…!と願う。

そうはいっても、後悔するのもまた人間らしい、と矛盾を承知のうえで思ったりもするわけで。ならば…
やらなかった後悔より、やってしまった後悔を選べ!
「どうしてあのとき頑張らなかったんだろう…」と、やらなかった後悔は長く尾を引くものだ。でも、やってしまった後悔は長く尾を引くことも少ない。

俺自身、まだまだ志半ば。
20年以上この仕事をしているけど、こうして子どもたちと対峙している中、「これが正解!これがBest!」と感じたことなどこれまでに一度もない。むしろやらかしてしまったと思うことの方が多いくらいだ。だから、日々模索、日々反省、日々改善を繰り返しながらのbetterの追求が続いてる。

だから、子どもたちには言いたい。
悩み苦しみ、壁にぶつかることこそ、現状に満足せず、より良い自分になろうとしている何よりの証だ。泣きたいほど悔しい思いをすることあるだろう。でも…
転んでも胸を張れ!それは前進しようとしているからこそだ!
大事なのは転んでも立ち上がれる人間であるかどうかだ!

そんなことを思いながら、今日も情熱MAX、気合い全開でいく。

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