勇敢なる受験生へ

CLEAR第4期生(中3受験生)の受験バトルも最終局面を迎えている。
昨日より公立高校は志願変更期間に入り、あと数日で最終倍率も明らかとなる。
当塾の受験生はというと・・・
志願変更者は一人もいない。昨年と同様に。
覚悟を決めた彼ら彼女らを頼もしく、また誇りにも思う。
“愛弟子”という表現が適切かどうか分からないけれど、まさにそんな想いだ。
愛すべき弟子たちの高校受験=自立への第一歩を、最後の最後まで力の限り後押ししたい。

今年も高き壁に挑もうとしている勇敢な受験生がいる。
Yだ。
入塾当初から一切ぶれることのない、第一志望へ馳せる想い。
絶対に夢を実現させてやりたいと強く強く思う。
なかなか学校では高評価が得られず、内申点では不利なY。
それでも、だ。
この数ヶ月でメキメキと実力はつき、合格ラインに今にも届きそうな勢いだ。
「挑戦する資格は十分にあります。」
親御様にもそう伝えてある。
まだまだ伸びる、入試当日まで伸びる、絶対にだ。
残り数日は、新しい問題に手をつけるよりも、これまで勉強してきたことを限りなく100%に近づけよう。
ガンバレ・・・!Y!

そんな中3受験生は、本日最後の塾内模試。
Yは苦手だった国語で90点を超えた。
初めてのことだ。嬉しそうな表情を浮かべるYが印象的だった。

今一度、皆に・・・ガンバレ・・・!!!!
夢実現を手繰り寄せるのは己自身の力。

決戦(学力検査)まであと・・・
8日・・・!!!

新年度生の募集を開始!

CLEARの新年度は3月から!1ヶ月早い新学年のスタートでアドバンテージを!
ただいま以下の新規通塾生を募集中です。お気軽にお問い合わせ下さい。
▶進学塾CLEAR=新小3~新中3
(2020年度より対象学年に小3を新設!)
▶自立学習ジムCLEAR=新高1~新高3
(高校部リニューアル!中学部卒塾生には割引制度アリ!)

 

中1・中2 第4回定期テスト対策3DAYS初日

中3受験生の入試もさることながら、中1・中2も第4回(学年末)定期テストが目前だ。本日はそんな中1・中2の定期テスト対策3DAYS初日。子どもたちの頑張りを可能な限りリアルタイムで!

3DAYSは原則として対策”授業”の設定はしない。子どもたちそれぞれが、テストに向けて取り組むべき勉強に取り組んでもらい、講師陣は質問対応に徹する。

■18:00
対象者のみ数学・理科の追試を設定。先だって実施したJUDGEテストの結果に基づき、類題を出題。ただいま子どもたちは頑張り中だ。

部活の試合があったテニス部の子たちも少しだけ遅れて参戦!疲れているであろうに、立派!こういう経験は必ず後に活きてくるぞ。

■19:30
数学・理科の追試を終え、武山からOKが出た子はフリー学習へ。特に数学で大事なことは、解答を確認しながらの間違い直し、ではなく、解き直しだ。点数を見てまだまだ理解・定着がアヤシい子は、自力での解き直しを徹底させる。学校の教科書や塾テキスト、配布されたプリント、あらゆる手段を講じて自力で解決できるよう促していく。

武山の指導が入る。

学校の提出物を進める子、

実技教科の勉強に取り組む子。子どもたちを悩ますのがこの実技教科だが、定着するようにしっかりと工夫をしながら取り組めている。実技で点数を落としている子は見習ってほしい。

3DAYS初日も間もなく折り返し。ガンバロウ!CLEAR通塾生!!

■21:00(最終更新)
数学・理科の課題はほぼ全員終了し、今は個々の課題に取り組み中。

塾テキストで学習する子、

学校プリントで学習する子と、さまざま。

一人ひとり見つめていく。

年度の総まとめとなる第4回定期テスト。
中1は進級に備えて強固な基礎学力を!
中2は高校進学を見据えた成績向上を!
それぞれが来年度につながる定期テストとなるよう導いていきたい。
次回の3DAYS2日目は2/8(土)に開催。
ガンバロウ!!CLEAR通塾生!!

 

自立学習ジム(高校部)近況

新年度よりリニューアルする自立学習ジム(高校部)。
受験コンパスを用いて志望大学までの”最短距離”を高校生とともに走って行く。通塾生には、既に先行して受験コンパスで作成した年間カリキュラムを軸に進めている。

こちらは計画通りに学習を進められているかをチェックテストで確認している一コマ。

理系担当・武山の指導が入る。とは言っても、教えすぎないように心がけながら。
大学受験に向けて力をつけていくには、やはり自学力の向上が求められる。というのも、学校や予備校・塾で授業を受ける時間より、自分で勉強する時間の方が圧倒的に長い。だからCLEARではここに力を注ぐ。

自学自習の質の最大化“。

上記は、ある通塾生の年間予定と学力のレーダーチャート。定期テストも考慮しつつ、第一志望の大学で必要とされる学力を細かに分析し、”いつまでに・何を・どれだけ”勉強すべきかをナビゲートしていくことに注力する。通塾生には、次回までのチェック項目として、○○の問題集の○○ページから○○ページまでをテストする旨を伝え、それぞれのToDoに取り組んでもらう。

大学進学はしたいけれど、「何をどうすればいいのか分からない」という迷子状態にならぬよう導くのが我々講師陣の最も重要な役割。言うなればスポーツインストラクターの学習版に近い。その名の通り”自立学習ジム”は、科目指導以上に、高校生が自ら学びを進めるための塾だ。

面接心得

公立高校入試まで2週間を切った今。面接についてのアドバイスを。

まず、神奈川公立高校の全てにおいて共通の観点が三つ、そして、各校独自で他の観点を複数設定できる。必ず聞かれる観点は次の三つだ。
<共通の観点>
◆志望動機
◆中学校での教科等に対する学習意欲
◆中学校での教科等以外の活動への意欲
それ以外にも学校ごとに追加で設定されている評価項目がある。これについては、神奈川県教育委員会の募集要項を確認しておこう。
<学校ごとの観点>
■高校での教科等に対する学習意欲
■高校での教科等以外の活動への意欲
■学校・学科等の特色の理解
■将来の展望
■面接の態度  など

そして、実際の面接では各観点が5段階(3段階以上)で評価されると言われている。実際には詳細は明かされていないが、神奈川県が発表した評価基準の例を参考に、志望動機を評価すると次のような形になるだろう。
◎+ 動機や目的が非常に明確で、具体性が高く主体性のあるものになっている
◎  動機や目的が明確で具体性と主体性がある
◯+ 動機や目的がそれなりに具体的である
◯  動機や目的がある
△  動機や目的がはっきりしていない
いずれも「具体性」が求められていることが分かるはず。中学校での教科や教科外の活動についても同じだ。具体的且つ明確であり、主体性があることが高評価を得る鍵となる。つまりは「具体度」こそが評価。全ての項目において、最低限心得ておきたいことを以下に列挙しておくので参考にしてほしい。

その1 ストーリー性
①簡潔な結論
②結論に至るまでの過程や根拠
③経験や体験によって描くビジョン
という順番でストーリーを構築していくと良いだろう。
例1)高校生活を通じて二つのことを成し遂げたいと思っています。一つは、理系での専門分野を探すこと、もう一つは自分の表現力を高めることです。(①)
例2)貴校には豊富な実験設備があり、多くの理系大学に進んだ先輩方がいらっしゃいます。先輩や先生方、卒業生の方から話を聞くことで自分に合った分野を探すことができ、また、探求活動によって自らが選んだテーマについての発表能力を高めていくことができます。(②)
例3)将来、研究者として世界に貢献できる人材になるために必要な力を貴校で身につけられると考え、入学を希望しました。(③)
こんな感じで話していくと良いのではなかろうか。過去⇒現在⇒未来へと続くストーリーをまとめていくことが大事。

その2 最初に結論 or ナンバリング。
伝えたいことを最初に持ってくるのは、意見・主張を伝える際の基本。「結論⇒根拠や裏付けとなる体験」を持っていこう。ナンバリングというのは、項目立てして伝えるということ。例えば、「理由は二つあります。一つは、〜。もう一つは、〜。」「力を入れたことは三つあります。一つ目は、〜。二つ目は、〜。そして、三つ目は、〜。」という形。聞く側も分かりやすくなるのでおすすめ。

その3 NGワード
「いろいろな、様々な、たくさんの」
このNGワードを使ってしまうと「それっぽく聞こえるが内容がない」という事態に陥る。もちろん、「いろいろって?」「様々というのは?」「たくさんってどれくらい?」という質問が来てしまう可能性アリ。
(NG例)「私が貴校を志願しましたのは、勉強面だけでなく様々な活動に力を入れており、いろいろな先輩方やクラスメイトと触れ合うことで、これまでに経験することのできなかった、たくさんのことを経験し学べると考えたからです。」
どこの学校でも使えそうだが、全く内容がない。でも、それっぽく聞こえる。だからこそ危険。

【まとめ】
・過去⇒現在⇒未来というストーリー性
・結論⇒根拠という論理性
上記を踏まえた上で、NGワードは極力避ける。
このように、伝える力というのは受験に限らず、社会人になっても求められるスキルの一つ。この受験を機に、自分自身のことを伝える力を磨いていこう。

ガンバレ!中3受験生!!!