プログラミングって何?①

最近、「プログラミングって何?」という言葉をよく聞きます。また、「STEM教育って何?」という言葉も。「プログラミング」ってコトバだけでも難しそうなのに、「STEM」とか聞いてもチンプンカンプンな感じになっちゃいます。

「2020年からプログラミング教育必修化」と2017年2月14日に発表され、世間が慌ててそれに対応しようとしています。世の中には、「変化に対する拒否反応」をする人もあり、一方では、これをチャンスと見る人もいれば、無反応な人たちもいるようです。

兎にも角にも、導入は決まっているので無視はできません。自分自身も「プログラミング教育とはなんぞや?」と自分なりにセミナーに参加したり、様々な本を読んで勉強している最中です。

そもそも、プログラミングは、「コードを打ったりしてソフトウェアを開発すること」と認知している人は多いと思います。最近では「仮想通貨流失」の件だとか、「コンピュータ=オタク」といったイメージを持っている人がいて、批判的な印象をもっている人は一定数いると思います。

実際に大人の社会でも「コンピューターは苦手」といってまかり通ってしまう会社も実際にまだあり、「プログラミングって必要なの??」と疑問視している世代も多くいるのが現実でしょう。

ですが、「プログラミング」と聞いて思い浮かべる内容とは、実際はちょっと違うみたいです。どうやらプログラミング教育とは、コードを打ってプログラマーを育成することが目的ではなく、これから起こりうる様々な事案に対して、「トライ&エラーを経験することで、問題解決力や論理的思考力を育成する」ということが目的で、それをプログラミング的思考ということらしいです。おそらく、近隣のプログラミング教室では、そのあたりを説明してくれると思いますので、入会せずとも、話を聞くだけ聞いてみてもいいかもしれません。

すでにプログラミング教室を始めているところはロボット作成などを導入しているところが多いので、理系的な印象をもってしまいがちになりますが、自分の印象としては文系的な思考の要素の方が大切なように感じました。そもそも、「あなたは理系」だとか、「私は文系」といった発想自体がもう古いのかもしれません。

これからの予測不能な未来に対して、自ら問題を解決する思考力を身につけ、周りと協力して解決するための論理的思考力を経験させていくというのが、プログラミング教育なのかなと自分の中では理解しました。