今日のお昼前、CLEARへ向かおうと自宅を出ると、雪が!
「びっくりしましたね。」
自宅の方では結構降っていました。
梅が咲きつつあり、春が少しずつ訪れていると思いきや、まだまだ冬なんだと思わされました。
さて、CLEARの生徒だけではなく、おそらく神奈川県の受験生が苦戦しているのは「理科」という生徒はたくさんいるのではないでしょうか?
神奈川県の平均点の推移をみても、
平成25年度66.4点⇛平成26年度38.6点⇛平成27年度37.4点⇛平成28年度46.5点と、昨年度は上がったものの、平成26年度より点数がとりづらい科目になってきました。
理由としては、暗記で対応できる問題ではなくなってきたこと。覚えるべき用語や公式を覚えたら、それらをどう使いこなすのかが重視されてきたからです。
ただ用語を暗記させるのではなく、実験の具体例やイメージを用いながら「なぜそうなるのか」を理解することが求められています。
点数が下がってきた要因が他にもあります。「問題をきちんと読まない。」「読めない。」「理解できない。」生徒が増えてきたのかもしれません。知識に頼らなくても、よく読めば解けるような問題が出題されるようになってきましたが、「解き方がわからない。」というよりも「問題が理解できない。」というのも最近の傾向です。
つまり、読解力が理科で求められるようになってきたのです。
入試では、根本を理解していなければとても解けません。そのため、他の教科と比べて、点数が伸びないといえます。
とは言え、最低限の知識もやはり必要です。知識が多い生徒ほど、思考力が問われる問題でも解きやすくなります。だからこそ、普段からしっかり「なぜそうなるのか」を理解しておく必要があります。
ある程度の知識をしっかりと定着させた上で、思考力や読解力の向上を育成していくしかありません。
現在、自分自身の学力をしっかりと把握した上で、まだ知識が定着していない方は、「覚えるべき用語や公式」を、知識が身についている方は「腰を据えて入試レベルの問題にとりくむことを」取り組んでみてください。