11月戦線も終盤へ

中1・中2も第3回定期テストが始まった。ここ数日の子どもたちの様子を少しばかり振り返る。

中1の様子。
第1回より第2回、第2回より第3回と、回を数えるごとに学習レベルが上がっていく=問題の難化は必然。ゆえに勉強の質量ともに変えていかなければ、置いてけぼりにされるのは明らかだ。

かなり中学生らしく勉強できるようになってきた子もいる反面、まだまだ“小学7年生”か…と思わざるを得ない子もいる。
・計画性⇒目標から逆算して考えられるor行き当たりばったり
・主体性⇒言われずとも自ら取り組めるor言われないとやらない
・持続性⇒一度決めたことはやり切るor少しメンドクなると放り投げる
・集中力…

もちろん前者が中学生。

中2の様子。
折に触れては話題にしてきたが、少しずつ意識が変わり、それが行動としても表れ始めているのが中2。

最も顕著なのがA。上位20位以内なら新しいスマホを買ってくれるという親御様との約束もあったためか、5教科の伸びが目覚ましく、前回のテストでは前々回のそれよりも大幅に合計点がアップ。テスト前はほぼ毎日自習に来るようになり、エグイぐらい勉強するようになったのは事実。今回もまたご褒美があるそうなのだが…(汗)

そして中3も受験勉強のため自習に。中には毎日来る子も(ガチ)。

そんな中3受験生には、次に迎え撃つ全県模試を定期テストだと思って全力を尽くすよう話した。何がどうひっくり返っても内申点=持ち点が変わることはもうない。ここからは入試本番に向けてどれだけ得点力を強化できるか否かに懸かっている。
ナンダカンダで勉強するのはテストがあるから。そのテストがしばらくはない=モチベーションの維持が困難になりがち。だからだ。12月と1月は合否の可能性を探るためという第一の目的があるが、およそ1ヶ月周期で目標に向かって勉強する動機付けのため、通塾生全員受験にしている。

怒濤の11月も終わりが見えてきた。
次は高校生だ。
ガンバレ、CLEAR通塾生、
ガンバレ、俺(空元気)。

とある中3受験生のこと

先の第3回定期テストは、中3受験生にとって内申点を決するうえでの最後の定期テストだった。まさに大一番。そのテストで最高のパフォーマンスを発揮、自己最高得点を更新した通塾生がいる。彼のガンバリを少しばかりご紹介。

中1から通ってくれている彼は、点数や成績に関して、以前はそれほど貪欲な方ではなかった。ゆえに高校に関しても「まぁ、そこそこ頑張って行ける高校に行ければいいかな。」程度の考え。しかし、中3になってから一変、人が変わったように貪欲に勉強するようになった。定期テスト前はほぼ毎日塾で自習するようになった。今回も然り。テスト前に彼と顔を合わさなかった日はないほどだ。

不思議に思い、以前の個人面談の折に尋ねてみたことがある。

「お、志望校変えた…ていうか、また戻したのか。何かあったか?」
「以前に先生(=俺)に、『志望校を下げたら、結局はそこまでの努力しかしなくなって、テストの点数も成績も伸びなくなるもんだぞ。』って言われたので、もう一度考え直してみようと…。やっぱり、もっと上を目指そうと思います。」

それからだった。覚醒したかのように勉強するようになったのは。それは数字を見ても明らかだ。

・中2第4回定期テスト9科計⇒336/450
・中3第2回定期テスト9科計⇒375/450
・中3第3回定期テスト9科計⇒390/450
★第3回は学年BEST10入り

※中3第1回は5科のみのため記載せず

特に今回は見事としか言いようがない。問題の難度が高かったのか、通塾生のほとんどが点数を落としてしまっている中、大幅に点数を伸ばしてきたのだ。しかも自己最高得点、初の学年BEST10入りというオマケ付き。

そんな彼は、今も毎日自習に来ている。今度は入試に向けてさらにギアを一段階上げているようにも見える。「勉強が楽しくなってきた」、と今までなら到底信じがたい言葉も出る(笑)。頼もしさを覚えるほどだ。

偏差値の高い高校が全てじゃない。
それぞれが自分の未来を見据え、
進学や進路を考えればいい。
ただ、人生の節目なるものには困難が付きもの。
高校進学、大学進学、就職…。
そのときどきにそびえ立つであろう“壁”。
その壁の乗り越え方次第で、
人の成長って変わってくるような気がする。
何となく勉強して、
それで付けられた成績で、
とりあえず受かりそうな高校を受験する。
別にそれを否定するつもりはない。
それも1つの考えだし、その方が楽かもしれない。
でも、得られるものも少なくなる。

CLEAR通塾生には、
高校受験を通じて、
合格以上の大切な何かを、
手に入れてほしいと切に願う。

決戦まで、あと…
89日!

入試本番に向けて、いざ…!!!

中3“最後の”定期テストが終わり、結果が明らかとなった。
昨年同様に、さすがは内申点を決する最後の定期テストというだけあって、「覚えておけば何とかなる」が通用しない、いわゆる地力が試されるような問題が随所にあったように思う。入試のことを考えれば良いことだ。作問された学校の先生方も苦心されたことと思う。頭が下がる。

そんな中3受験生の昨日の様子を振り返る。

まずは難関校志望者を対象とする特色検査対策。第5講目の昨日は文系指導DAY。毎回のルーティンである英語の長文読解から。少し難度が高めのこの読解トレーニングは特色検査問1の対策だ。そして課題として指示したのがこちら。

過去問の復習レポート。これまでも過去問を課題として出してきたのだが…
・1回目:時間を気にせず、調べてでも構わないから地力で答案作成。
・2回目:解答を見ずに、調べてでも構わないから地力で間違い直し。
・今回:解答・解説を参考にしながら間違えた問題の復習。正答に至るまでのプロセスの可視化。

昨年の中3とは全くタイプが違う今年の中3。ゆえに対策のアプローチも変える。レポートが自分の“財産”となるよう、“自分のために”書いてきてほしい。

そして、夜の通常授業では、その一部の時間を使って先輩から中3受験生へ入試本番に向けての話。

今年第一志望の高校に合格し、今も高校部に引き続き通塾してくれている高1A様に話してもらった。入試に向けて心得ておくべきこと、勉強の仕方、入試当日の雰囲気などなど。中3はみな真剣に耳を傾けて聞いていた。もっと積極的に質問できるようなればなおいいのだが…。

時間を割いてくれてありがとう、A様。

決戦まで、あと…
90日!

中3定期テスト、完!からの…今度は中1・中2!!

先日の金曜日に中3“最後の”定期テストがようやく終わったかと思いきや、間髪入れずに次に迎え撃つは中1・中2の定期テスト。さらにさらに月末からは高校生の定期テスト…(汗)と、毎年のことながらこの11月は塾講師にとって、鬼月間なのです…。

さぁ、少々弱音を吐かせてもらったところで、今日も気合い全開、元気よくいきたい。

まずは中1生のテスト対策の模様から。
本日は文系教科重点指導DAY。まずはそれぞれのフリー学習タイム。次に英語の単語・本文テストは全員合格!Good Job!そして国語は「竹取物語」読解!初めての古文、現代仮名遣いと現代語訳との違いをシツコイくらいに念押し!

そして中2生もテスト対策。中1同様に文系重点指導DAYだ。
英語の単語・重要表現テスト(テキストより抜粋)!国語の読解練習!社会は歴史・江戸幕府滅亡~明治維新を一気に集中講義!幕藩体制から中央集権体制へ。版籍奉還、廃藩置県、地租改正は特に丁寧に、アツく。

中3受験生も自習(テスト対策前に自主的に来た中2も1名。エライ!)ガンバリ中。定期テストが終わったばかりだが、そう、むしろこれからが本当の戦い!

そして、高校生も。
高3は受験科目を、高1・2は直近の定期テストに向けて!

てなわけで、中1~高3までが集った活気ある1日だった。

確かな冬の足音を感じ始めてきたが、CLEARの冬は今年もアツくなりそうだ。

高校生eトレFREEの風景

土曜日は高校生限定のeトレFREE開講日。
原則としては任意受講だが、中にはこちらが指名して半強制的に受講している子も(笑)。

eトレの優れているところは、現代文を除き全ての科目を、基礎基本から受験レベルまで習熟度に応じて学習できる点だ。

物理

世界史

古文

漢文

高3は程なく本格的な受験シーズンが到来。
ガンバレ受験生!!!!!

“最後の”定期テスト

中3受験生にとって、内申点を決するという意味では事実上の“最後の”定期テストが近づいてきた。

内申点の確定=公立高校入試(学力検査)に向けての持ち点が決まる、ということ。また、私立高校のおいては単願あるいは併願、いずれもその可否が決まるということ。第一志望合格に向けての、まさにココイチバンのときだけに、子どもたちはもちろん、我々もいつも以上に熱が入る。

テスト範囲までの学習は終え、今は演習による得点力強化期間。言わずもがな、点数を取るためには練習=アウトプットをどれだけ重ねられるかがカギ。机間巡視をしながら個々の取り組み、習熟度を注視する。

「ふむふむ、この様子なら大丈夫そうだ。」
「…う~む、少し理解が足りていないか?」
「…むむむ…!基礎基本からやり直しか?」

…とアレコレ思いつつ、子どもたちそれぞれに助言をしたり、時には気合い注入(?)したり(笑)。

毎年のことながら、この中3の“最後の”定期テストにおける英数はいずれも厄介だ。英語は関係代名詞や分詞、数学は二次関数や相似、いずれも苦手な子にとっては鬼門ともいえる単元がズラリと並ぶ。とはいえ入試必出かつ差がつくところでもあるため、それも意識して取り組ませる。ウルトラCなどない。こればかりは練習量がモノを言う。解きまくるのだ、それこそ滝に打たれるがごとく(汗)。

そんな“最後の”定期テストまで、
ナンダカンダで2週間を切っている。
「次はガンバル」は通用しない。
中3受験生、
Fight with your back to the wall!!!

楽習(ガクシュウ)タイム

北陸地方の県を一つも答えられない高校生、
イギリスや中国の首都を知らない中学生、
福岡県がどの地方にあるのか分からない小学生。

弊塾には少数だが、こういう子どもたちがいるのも現実(汗)。どうにかならんものかとず~っと悩んでいたところ、一つ試してみたいことをカタチにしてみた。

『どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5』
ボードゲームを通じて学習しようという試み。
覚えることの多い社会は苦手とする子が多いのもホントのところ。覚える⇒つまらない⇒勉強しない、という悪循環。ならば楽しみながら覚えてみようということだ。このすごろく、日本と世界を旅行しながら各地の名所や名産を学べるというもの。

試しにeトレの時間を使って実践してみたところ…

盛り上がる×2(笑)。こちらの予想を上回るほどの盛況ぶり(汗)。

ふつうにコマを進めるか、または列車を使うかフェリーを使うか、はたまた飛行機を使って進めるか。もちろんただでは乗れないため、どのように“お金”を使うかも攻略のポイントになる。けっこう頭を使う仕様になっている。

デジタルゲームが主流の現在だが、このようなアナログゲームも面白いものだ。子どもたちの反応から、定期的に開催することに。名付けて「楽習(ガクシュウ)タイム」…センス悪…(汗)。次回は11月中旬~下旬に行おうと思う。

目標は小学生のうちに日本や世界に関わる基礎知識を身に付けること。
ガンバレ!小学生!!!

小5&小6漢字100問テスト!!

学校もほどなく前期が終了。これまでの漢字の習熟度を確認するため、小5・小6は漢字100問テスト(教科書準拠版)を実施した。もちろん読み取り&書き取り。

50問で100点満点、ではなく、100問で100点満点のガチンコテスト。事前に出題範囲の漢字リストを配布し、2週間~3週間の勉強期間を与えた。とは言え漢字を苦手とする子にとってはハードルが高かったろう…が、まずはムリと決めつけずやってみることが大事。

するとどうだろう、結果はなんと…

小5・小6いずれも全員90点以上!中には満点の子も!

子どもたち、よく頑張った。
90点台という高得点も嬉しいけれど、苦手なことも嫌なことも、逃げずに向き合ったことが何より喜ばしい。

この調子で語彙力の向上に努めよう。
言葉を知れば理解は深まり、世界も広がる。
語彙力、読解力は、全ての学びの礎だ。

中3受験生 特色検査対策、始まる…!!

昨日は中3受験生対象の特色検査対策の第1講。

近年の特色検査の傾向等について説明し、早速過去問にチャレンジ。未習内容もあるため全てを解けるわけではないが、小学生の知識で解ける問題も相当数あるのが特色検査の特徴の一つ。まずは、“敵”を知ることから始める(参考「難関校合格のカギ、特色検査を攻略するには?」)。

兎にも角にも特色検査で求められるのは、思考力と情報処理速度。数年前に比べて少しは解きやすくなったとはいえ、かなりの難度であることは間違いない。制限時間を設定し、共通問題にのみチャレンジ。残りは次々回までの宿題とした。

その後は活用問題集による演習指導。全国入試問題の中でもより思考力を必要とする問題だけを精選した問題集。初回は地理分野でトレーニング。

また、現行の特色検査は、中高一貫校の適性検査にも似てきているため、それらの過去問も活用するのも有効な対策の一つとなる。ネットからすぐにダウンロードできるため、是非チャレンジしてみてほしい↓

神奈川県立中等教育学校(適性検査Ⅰ)
神奈川県立中等教育学校(適性検査Ⅱ)
横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校附属中学校(適性検査Ⅱ)
横浜市立南高等学校附属中学校(適性検査Ⅱ)

第2講は29日㈮。
ガンバレ!高き志を持つ挑戦者たちよ!!

中3受験生 入試特訓、始まる…!!!

9月から中3受験生は入試特訓が始まる。
通常授業に+αの時間を設定し、入試に向けての実力強化だ。

英国数理社それぞれで課題を指示。ちなみに理科は次回、基礎知識の確認テストをテキストの指定範囲から実施だ。

入試特訓後は夜の通常授業がある。ささやかな休憩=夕食タイムではお弁当持参の子たちも。毎年の風景だ。親御様、お弁当のご用意、ありがとうございます。

ここからは驚くほど体感速度が加速していく。
あっという間に入試本番を迎えることになるだろう。

夢実現に向けて全力疾走開始だ。
ガンバレ!中3受験生!!
燃えよ!CLEAR第8期生!!!!!!!!