高2対象「冬特訓3DAYS」開催!

高2の冬休み明けは高3の0学期と言っても過言ではない。
そう、受験に向けて始動しなければならない時期だ。

およそ1年後の共通テスト、そして一般入試に向けて、今冬から基礎学力の底上げを図っていく。特に国公立を第一志望とするならば、英数国は少しでも早く仕上げておかなければならない。

英語は文法力の強化、
数学はⅠAの総復習、
国語は古文単語300超の集中習得。

外部生の参加もOKです。
詳しくはお問い合わせください。

教材選定

冬期講中3&高3の受験、それぞれに向けてあれこれ準備をしている中、新年度に向けての準備も同時並行で進めている。慌ただしい日々だ。まさに、師走…(^^ゞ

新年度の準備で頭を悩ます一つが教材の選定。
これまでの取り組みや成果を見直し、2025年度以降は一部の学年や教科において教材を刷新しようと思っている。

まずは小学生。eトレを廃止し、一般教養&読解力を身につける講座を新設することにしたため(「読みトレ教養(仮)」)、それに見合う教材だ。今のところは、理科や社会などを題材とした文章読解トレーニングができる教材にする予定。また、通常の国語や算数も、より中学進学を見据えたものに。
次は中3。近年の公立高校入試を見る限り、教科書準拠版では定期テストではそれなりに威力を発揮しても、入試に向けての実力養成に向けては物足りなさを感じる。もちろん後期では入試に向けて専用の教材を使用しているのだが、近年の入試はそれだけでは足りないと感じることも多々。ゆえに通年で実力養成ができる教材へのシフトを検討中…。

例えば、こちらは2024年度入試・数学の問3(ウ)。正答率は3%台の難問。近年の数学は学校の定期テストレベルを遙かに凌駕しているこのような難問が散見する。

そしてこちらも同じく2024年度の英語・問4の語順整序問題。全問の中で最も正答率が低く難易度はかなり高い。これも教科書準拠指導だけでは到底解けないレベル。

もちろん、このような問題が解けなければ合格できない、ということはないのだけれど、解ければもちろん大きなアドバンテージとなるわけで。そのためには、やはり実力を強化するための学習機会をもっと増やさなければならないと切実に思う。

各教科50点満点だった頃の…そう、今の保護者様が受験生だった頃の神奈川県公立高校入試の面影は皆無と言っていいほど、難度が著しく上昇したのが今の入試。その頃のレベルであれば、教科書準拠指導だけでも十分に対応できたのだけれど、今はそれでは“勝てない”。

まだしばらくは答えが出そうにない。
最適解=bestなどないのだが、betterを突き詰めて選定していきたい。

小学生作文指導の現場から

小5・小6では今、作文トレーニングを行っている。
取り組み始めておよそ一ヶ月ほど経過したのでが、少しずつカタチになってきているようだ。

特に、意見文の取り組みをしている小6は、かなり説得力のある文章が書けるようになってきている。
まずは、立場をはっきりさせて書く練習。あるテーマについて肯定か否定かの立場を理由を明らかにしながら書く練習だ。
次に、自分の考えを書く練習。これもあるテーマについて自分の考えを論理的に書く練習なのだが、最初の肯定か否定かだけではないため、より深い思考を要する。

取り組みの成果を確認すべく、先日200字作文を宿題にした。テーマは、

『学校の昼食は、給食がいいかお弁当がいいか』

ルールは、以下の3点
⑴150字以上200字以内で書くこと
⑵給食派かお弁当派かの立場を第1段落に書くこと
⑶第2段落以降にその理由を具体例を含めて書くこと

結果は全員が給食派(^_^)。その理由もさまざまで読んでいてなるほどと思う意見も。ここでは、その中でも比較的よく書けているなと思うものを紹介したい(本人の許可は了承済み)。

“正しく”読み書きする力は、一朝一夕には身につかない。コツコツと地道な努力を重ねてこそ身につくものだ。CLEARでは、少人数制の強みを活かしながら、「きちんと読む」「きちんと書く」を、丁寧に指導していく。

2024年度 中学生第3回定期テスト結果!!!

2024年度中学生第3回定期テスト結果が判明。
CLEAR通塾生のガンバリを是非ご覧ください!

※弊塾は超少人数制のため、個人の特定がされぬよう学年の表記は控えています。
※原則として得点率8割以上を記載しています。
※各教科50点満点/5科計250点満点/9科計450点満点に換算し表記しています(小数点以下切捨)。
※今年度より平均点や得点分布が明らかにされないため学年順位等の記載はありません。

◆教科別(50点満点換算)
国語40点!
理科44点!
国語46点!
社会45点!
数学47点!
英語47点!
英語49点!
国語43点!
理科44点!
英語47点!
理科48点!
国語40点!
理科47点!
国語47点!
社会45点!
数学42点!
理科50点!
英語49点!
国語47点!
社会46点!
数学46点!
理科41点!
英語43点!
国語42点!
社会46点!
数学44点!
英語46点!
英語47点!
英語46点!
国語40点!
理科40点!
国語41点!
数学43点!
理科43点!
英語48点!
数学44点!
理科40点!
社会43点!
数学46点!
理科47点!
英語42点!
数学44点!

◆5科計(250点満点換算)
224点!
202点!
233点!
223点!
217点!
204点!
205点!

◆9科計(450点満点換算)
412点!
427点!
373点!
379点!
382点!
360点!

中2や中3では自己最高得点を更新した子が数名いる中、中1はやはり伸び悩み、学力の二極化現象に…。顕著なのが英数だ。また、社会はただの丸暗記に近い学習になっていることが考えられる。塾の中1通常カリキュラムに社会の指導はないが、テスト前の取り組み方について改めて指導した方が良さそうだ。この結果を受けて各自が学んでくれていれば良いのだが…。

壁を越える=ステージアップ

中学生の第3回定期テストの結果が次第に明らかになってきた。中3から始まり、中1・中2と、怒濤の11月もあっという間に過ぎ去り、気づけば師走(^^ゞ。まさに光陰矢のごとし…。

さてさて、そんな弊塾中学部の子どもたちだが、今回は中2にスポットを当てたい。

一人目はI。理系は比較的得意だが文系に弱い。特に国語ではいつも苦労している。そんなIだが、今回のテストで叩きだした点数は47点!(50点満点、以下同じ)自己最高得点を更新した。さらには前回悔しい思いをした社会も今回は46点。苦手とする文系でのガンバリが際立った。ちなみに中1の頃は一度も40点を超えられなかった国語は、中2になってからは一度も40点を下回っていない。見事だ。

そして二人目はY。中2から入塾してくれたYは、どちらかというと英語は苦手。しかし、今回獲得した点数は46点!Iと同じく自己最高得点を更新した。第1回から今回にかけて、39点⇒44点⇒46点と(全て50点満点に換算しています)、順調に伸びてきている。「英語が好きになってきた」とのこと。本当に嬉しく思う。また、数学も国語も40点超、基幹3教科の基礎学力は着実についてきている。頼もしい限りだ。

今回、どちらかというと苦手とする教科で、得点率9割超え、且つ、自己最高得点という結果を叩きだしたIとYの両名。もちろん苦手を完全に克服したとはまだ言い切れないが、「やればできるかも」という感覚を得られたのは間違いないだろう。壁を一つ越えるというのはこういうことだ。

壁を越える=ステージアップ。
この経験の積み重ねを大事にしてほしい。

★中学部の定期テスト結果は近日中に公開予定★

【高校入試情報】暫定倍率?公立中学校卒業予定者の進路希望状況!

県教委より、「令和6年度 公立中学校等卒業予定者の進路希望の状況」が発表された。
これは、県内の公立中学校等の卒業予定者(中3)が、11月時点において、どの高校への進学を希望しているかという、いわば“暫定倍率的な?”ものだ。あくまで11月時点の「希望者数」であり志願者数ではないため、一喜一憂、悲観も楽観もするようなものではない…が、参考にできる部分もある。
主たる高校の状況はザッとこんな感じ▼(画像をクリックするとPDFファイルが開きます)

県教委発表の資料(全公立高校)はこちら▼

県内公立高等学校進学希望者の高等学校別希望状況(1)
県内公立高等学校進学希望者の高等学校別希望状況(2)

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追記:中3内申点確定!

先の第3回定期テストが終わり、中3受験生の11月の成績が判明。ついに内申点が確定した。入塾前の中1(学年末)から中3(11月)にかけて、著しく成績が上昇したのが以下の2名。

Aさん 中1:29/45 ⇒ 中3:37/45
8段階UP!
Bさん 中1:27/45 ⇒ 中3:37/45
10段階UP!

お見事!
「ホンキでやれば、やってやれないことはない」
可能性ってやつを信じるきっかけにしてくれればと思う。
あとは入試一本に向けて邁進あるのみだ。
ガンバロウ!!

中3受験生必読!定期テストレベルの勉強ではなく、入試に向けて必要な勉強とは?

中3受験生は内申点が確定し、これから先は、入試に向けてどれだけ得点力を強化できるかで合否が左右される。
ここでは改めて、秋に投稿した以下の記事を再UPするので、今後の受験勉強に少しでも役立てて欲しい。

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入試に向けてやるべき勉強はズバリ以下の2点。

① 範囲の広いテスト形式の総合問題を解く(入試過去問・模試など)
② ①で抽出した弱点の補強に努める

では詳しく述べていこう。

① 範囲の広いテスト形式の「総合問題」を解く(入試過去問・模試など)

狙いは、
広い範囲の記憶を刺激するため
「『テスト=点数が出る』ため緊張感をもって取り組める」

これを第一に考えよう。過去問や模試は、広い範囲を基礎から応用まで、バランスよく取り組めるように構成されている。丸付けをし、解説を読んで理解するところまできっちりやる。そうすると当然、できなかったところや理解が難しいところが出てくる。でもそれでOK。むしろ、弱点を抽出することもこの勉強の狙いの一つ。とにかくよほどスッカラカンになっていない限り、総合問題を解く機会を増やすことが大事だ。過去に受けた模試や学力テスト、入試過去問を最大限に活用してほしい。一方、英語の「不定詞」とか「関係代名詞」とか、単元ごとの勉強ももちろん必要なのだが、それに終始してしまうのは範囲の狭い定期テストレベルの勉強
また、テストと名の付く以上、点数が出る構成になっている。点数が出るとやはり緊張感も増すものだ。集中力も違ってくるだろう。

【NGな勉強】
「単元ごとに学習していく“だけ”の勉強」
理由は…
●パターン化された問題にしか対応できなくなる
答えは同じなのに少し問われ方が変わるだけで途端に解けなくなってしまうということ。初見の問題にめっぽう弱く、似たような形式、同じような問題でないと対応できないというのは、学校の成績は良いけれど入試の点数が伸びない受験生の典型的な例。
●学習を進めていくうちに過去の内容から順に忘れていきやすい
例えば歴史。古墳時代、飛鳥時代…江戸時代、と順に学習を進めていくと、入試前には古墳時代など記憶の彼方になってしまっていることも…。
ゆえに…
単元ごとの学習は範囲の広いテスト形式の学習と並行して行うのが望ましい

② テストで抽出した弱点の補強に努める

これが秋からの勉強法の2つ目。1から10まで全部やろうとするのではなく、まずは弱点の補強に努めたほうがいい。具体的には、総合問題のテストで間違いの多かった単元を、学校のワークや教科書準拠の問題集などで復習する。ちなみに模試の個人成績票には単元ごとの到達度が載っているのだから有効活用すべき。▼

難しすぎる場合は、まず解答・解説をしっかりと読み込んでから実際に解いてみよう。そして数日置いて忘れた頃に(←これが大事)、今度は何も見ないで解いてみる。これらを繰り返して弱点の補強に努めよう。「思い出す⇒忘れる⇒思い出す⇒また忘れる…」の繰り返しで記憶は定着していくものだ。矛盾しているかもしれないけど、“覚えるために一度忘れる”のだ。いいかい?記憶として定着させるためには、思い出そうとする回数を増やすことが大事だ。

【NGな勉強】
「アレもコレもと多くの問題集に手を出す」
理由は…
●いろいろとやりすぎてもどれも中途半端になるだけ
勉強の基本は、「これ!」と決めた1冊を徹底的に繰り返すことにある。目安としては最低でも3回は繰り返したほうがいい。1教科1冊あれば十分。真面目な子ほど、「あれもやらなきゃこれもやらなきゃ…」と陥りやすいので気をつけよう。

弱点を発見したら、それはむしろチャンスだと思うべき。伸びしろがあるのだから。例えば得意な数学を80点から90点にするよりも、苦手な国語を40点から70点にする方が総合点は上がる。

上記はあくまで一般例に過ぎないけれど、最低限守ってほしい勉強の仕方。参考にしてみてほしい。

ガンバロウ!中3受験生!

最終決戦まで、あと…
78日!!

高校生対象 定期テスト対策学習会

中3受験生の定期テストが終わり、今は中1・中2、そして高校生の定期テストに向けて注力中だ。

そんな昨日は高校生対象の定期テスト対策学習会。

各々に学習を進めながら、疑問点があれば担当講師に質問。

やっぱり理系の質問が多い。

高校生お助け英語プリント(練習問題・標準レベル)
・自由にダウンロード&印刷してもらってOK^_^
・解答はCLEARまで!

助動詞
受動態
不定詞・動名詞
分詞
関係詞

受験を考えると、やはり英数はしっかりと力を付けておきたいところ。
ガンバロウ!高校生!!

【高校入試情報】学力向上進学重点校 合同説明会(中1・中2対象)

神奈川県立高校のうち学力向上進学重点校及びエントリー校(計18校※)が、合同で説明会「『学力向上進学重点校』とは何だ!」を開催するようです。数年ごとに不定期に開催される会ですが、今回は以下の要領で開催されます。

■日時:12月1日(日)10:00〜12:00
■会場:県立総合教育センター(最寄り:小田急江ノ島線「善行」駅)
■対象:中学1・2年生およびその保護者様
■申込方法とご案内:以下PDFファイルをダウンロード
学力向上進学重点校とは何だ!(PDFファイル)
■HP:https://www.pen-kanagawa.ed.jp/gakuryokukoujou/index.htm

※学力向上進学重点校及びエントリー校18校
横浜翠嵐、湘南、柏陽、厚木、川和、横浜緑ヶ丘、多摩、小田原、希望ヶ丘、横浜平沼、光陵、横浜国際、横須賀、鎌倉、茅ヶ崎北陵、平塚江南、大和、相模原

11/21現在で、上限600人のところ150人ほど申し込まれているようです。 湘南、小田原、平塚江南など、伝統ある進学校にご興味のあるお子様ならびに保護者様は、ご参加を検討されてみてはいかがでしょうか。

「教えすぎ」の弊害

「分からないことは何でも先生に質問しなさい」
実はこのような考えには少し否定的だ。

前職時代のこと…。
勉強が苦手な子につきっきりで教えていたことがある。叱咤激励しつつ、質問には何でも答え、分からないことは全て教え、躓かないように躓かないように…。するとどうだろう。目の前の定期テストや学校の成績ではそれなりの成果が上がるものの、受験では全く歯が立たない、自分で進路を決められない…というような状況になってしまった。
塾講師として駆け出しだった頃、とにかく手取り足取り対応することがその子のためになると信じて疑わなかった。でも、それは間違っていた。大人が先回りしてアレコレとお膳立てをしすぎると、子どもは自分で考えなくなる。少し想定外のこと、ちょっと困難なことに直面すると、途端に思考停止してしまい、前進できなくなってしまう。与えられなければ何もできないという状況。まさに、教えすぎの弊害を実感した。
とある親御様との面談の際に、
「テストの点数や成績も大事なんですけど、それよりも、私たち親がいつまでも子どもの側にいるわけではなく、いつかは自立していかなければならないので、自分で自分の道を決め、たくましく進んでいける子になってほしいです。」
そんなことを言われたことがある。そのときからだろうか、テストの点数や成績を追いかけるのは塾として当然の責務なのだが、それを成すためには、根っこが大事であると意識するようになったのは…。根っこ=人間力だ。

●自ら課題を見出し解決していく力

●逃げずにきっちりと完遂できる力
●計画・実行・改善を繰り返せる力

こういう力を身につけることが、先の親御様の願いにもつながるのではないだろうかと思うようになった。点数や成績、偏差値を追いかけ、数字さえ良ければいいという考えから、そのような取り組みを通じて、人間力を向上させていきたいと…。

だから、「分からないことは何でも先生に質問しなさい」には少し否定的。まずは自分でとことん考え、調べさせることを優先する。自分の意思を持つ、自分で試行錯誤する、自分で決める…、たとえ望む結果にならずとも、全てが生きる力に繋がる、そう信じながら。

もちろん様々な考え方・塾があるわけで、これが正しい・最も良いなどとは決して思わない。ただ、子どもたちを導くうえで、CLEARはこういうことを大事にしている塾であるということ。そんな塾に大切な我が子を託してみたいと思ってくださる親御様にとっては、最強の塾でありたいと思う。