今回は小学生&その親御様向けの記事。
小学校でも英語が必修化・教科化されて久しく、また、それに伴う中学校英語の難化・・・というか小中英語の接続ギャップにより、英語学習への危機感や関心が年々高まっているように思える今日この頃。でも、現場を預かる塾講師の視点でいうと、英語よりも何よりも、まず意識してほしいのが以下の4点。
①すべての教科の土台「読解力」
すべての学習は言葉を理解することから始まる。教科書を正しく読み、自分の考えを言葉で表現する力(語彙力・記述力)は、国語だけでなく算数の文章題や理科・社会の理解にも影響する。兎にも角にも、まずは読む力が最優先。
②筋道を立てて考える「論理的思考力」
算数・数学でのつまずきを防ぐために、ただ公式を当てはめるのではなく「なぜそうなるのか」を筋道立てて考える力。学年が上がるにつれて、「覚えれば何とかなる」という力業は通用しなくなってくる。
③一生モノの“財産”ともいえる「自学自習力」
学年が上がるにつれて学習内容は難しくなる。長時間でなくても、「毎日机に向かう」「わからないことをそのままにせず調べる」、そういう習慣がついている子は、中学生・高校生になっても学力が伸び続ける。
④生きる力にも通じる「非認知能力」
テストのような数値化できる学力だけでなく、やり切る力、意欲、自制心、協調性、耐性といった「非認知能力」は学力にも影響するもので、学年が上がれば上がるほどそれは強みになる。
では、弊塾で実際に取り組んでいる問題の一部を使って、読解力・論理的思考力の簡単なチェックをしてみよう(小学生レベル)。
※いずれも1分程度で解こう。
■読解力チェック
地球上の水の97%は海を中心とする塩水で、淡水※は残りの3%です。生き物が生きるためには水が必要なのですが、陸上で生活する生き物にとって、直接必要なのは淡水のほうです。なぜなら、多くの生き物が、塩水をそのまま体内にとり込むことができないからです。しかし、淡水のうちの3分の2強は氷河と北極・南極の氷です。つまり、陸上で生活する生き物がそのまま利用できる水は、地球上にある水の1%未満でしかないのです。
※淡水:塩分をほとんど含まない水
問)上の文章の内容と一致するものを選びなさい。
① 地球上にある水の97%は塩水と淡水である。
②氷河と北極・南極の氷を合わせると、地球上の水の3分の2以上の割合になる。
③地球上にある水のうち、陸上の生物がそのまま利用できる水は1%よりも少ない。
■論理的思考力チェック
問)白と黒のご石を、下の図のように規則正しくならべていきます。左から数えて29こ目のご石は、白、黒どちらになりますか。
●○●●○●●○●●○●・・・
正解は・・・

読解力チェック:③
論理的思考力チェック:白
どうだっただろうか。
「難しい・・・」「できない・・・」と感じた子もいるのでは?でも、いわゆる、ひらめき力などとは違って、読解力や論理的思考力というのは、トレーニング次第で身につくものだ。こういう力が身につけば、英語だろうと算数だろうと・・・理科や社会だろうと、伸びる。
ガンバロウ👊
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